
■前代未聞!アクションなしの密室ヒーローコメディー
加藤浩次さんが原作・脚本・監督を務める本作は、ヒーローものなのにアクションがない、密室会話劇という斬新な設定。“クセだらけの能力”を秘めるナガレ(菊池風磨)ら予備自衛英雄補の7人が、それぞれのコンプレックスと向き合いながら、地球の危機に立ち向かうという、今までにないヒーローストーリーが展開される。
■菊池風磨、加藤浩次からのオファーに困惑「いまだに謎です(笑)」

1年半前にオファーを受けた菊池さんは、「加藤さんが監督をやられるということだけで即決しました」と当時を振り返る。
実は、バラエティ番組での共演はあったものの、それ以上の接点がなかった2人。菊池さん自身も「なんで僕なんだろう?」と不思議に思っていたという。しかし主演決定後、加藤さんから直接「菊池くんじゃなきゃダメだから!」と熱い言葉をかけられ、「うれしかったんですけど、なんで僕なんだろう?って…いまだに謎です(笑)」と照れ笑いを見せた。
本作で菊池さんが演じるのは、小さい頃から“ある理由”により周りの人と溶け込めず、就職活動も失敗したどん底のフリーター・ナガレ。
「最初に本を読んだ時は、過去のトラウマやちょっとネガティブな要素があって、それによって心を閉ざしているような部分とか、でも、根は明るくて、本当は人のことが大好きで、人間らしい部分、かわいらしい部分というのが僕自身も応援したくなるような魅力的な役柄だと思いました」と、役の印象を語った。
さらに視聴者へのメッセージでは「とにかく何回も見てほしいです。1話〜最後までいろんな角度から見てみると、『あ、こんなことあったんだ』という隠し要素があったり、他のキャストの方々もみなさん本当におもしろいので、1人ずつ追っかけながら見てください」と、何度も楽しめる作品であることを示唆。ファンにとっては繰り返し視聴が楽しみになる仕掛けが満載のようだ。
■加藤浩次が菊池風磨を選んだ理由は?

監督の加藤さんは菊池さんの起用理由について「男前なのにコメディーができるからですね。リズム感もいいですし、バラエティ番組に出ているからコメディーが上手」と絶賛。スタッフ一同満場一致での起用だったことも明かし、「timeleszでドン!となる前でよかったですよ!先にオファーしてOKもらえたらめちゃくちゃラッキー!(笑)」と、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの菊池さんへの、加藤監督の本音も垣間見えた。
本作の着想について加藤さんは、「ヒーローものなのに、“アクションがない”、“密室劇”というのをやりたいなと思ったのが一番のポイント」と説明。「いろんなヒーローものの作品がありますけれども、“今まで見たことがないヒーロー作品”ということで企画を立ち上げて、それがどんどん広がっていって、今回の作品になりました」と、斬新な発想の原点を明かしている。

■のん、森永悠希らも出演決定!主題歌はサカナクションが担当
共演陣も豪華な顔ぶれがそろった。『あまちゃん』でブレイクし、日本アカデミー賞優秀主演女優賞も受賞したのんさんが、人と関わることを避ける会社員・サエ役で出演。「加藤浩次さんがドラマを作るんだ!という驚きと、なんだかおもしろそう…というワクワクを感じました」と期待を寄せる。
さらに映画『ちはやふる』シリーズやNetflix『今際の国のアリス』などで活躍する森永悠希さん、『全裸監督』で注目を集めた後藤剛範さんらが“クセだらけの能力”を持つ予備自衛英雄補として集結。7人それぞれが秘めた特殊能力が、どのような化学反応を起こすのか注目だ。
主題歌は、サカナクションが日本テレビ系ドラマでは約12年ぶりに担当することも決定。加藤さんと同郷・北海道出身の山口一郎さんが「公私ともにお世話になっている同郷の先輩の一助になれれば」と快諾し、劇中音楽のプロデュースも手がけるという豪華布陣となった。
アクションなしの密室ヒーロードラマという、誰も見たことがない新ジャンルに挑む本作。コンプレックスを武器に変える7人の“どん底ヒーロー”たちの活躍を、年明けから一緒に見守ってみてはいかがだろう。
『こちら予備自衛英雄補?!』
2026年1月7日(水)スタート
中京テレビ・日本テレビ系 毎週水曜24時24分〜
主演:菊池風磨(timelesz)
出演:のん、森永悠希、後藤剛範 ほか
原作・脚本・監督:加藤浩次
主題歌:サカナクション「未定」(NF Records / Victor Entertainment)
(C)中京テレビ
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