「コーヒー」を飲み過ぎると「どんな症状」が現れる?一日の摂取量も医師が解説!

「コーヒー」を飲み過ぎると「どんな症状」が現れる?一日の摂取量も医師が解説!

「コーヒーの飲み過ぎ」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「コーヒーの飲み過ぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

コーヒーは一日に何杯飲むのが適量でしょうか?

伊藤 陽子(医師)

カナダや米国では、健康な成人のカフェイン摂取量は1日400mgまでと推奨されています。コーヒーで換算するとマグカップ3杯までです。カフェインを多く含む他の物と摂取量と合わせてカフェインの過剰摂取にならないよう注意しましょう。妊婦や胎児は体にカフェインが長く留まりやすいため、成人よりも摂取量の上限は低くなります。市販のコーヒー飲料は、高エネルギーで太る原因や糖尿病発症の原因になるので、摂取には注意が必要です。
コーヒーはシュウ酸を多く含むため、結石ができやすくなり、尿路結石を発症しやすくなります。コーヒーに含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害する働きがあるので、貧血がある人は食事の前後ではコーヒーの摂取を控えましょう。

まとめ適量でコーヒーを楽しみましょう

コーヒーを飲むと目が覚める・疲れにくくなる・リラックスできるなど良い効果を得られますが、カフェインを過剰に摂取することで効果が強まり過ぎて悪影響になることもあります。カフェインの体内での反応は個人差があるため、1日の推奨量を越えない範囲で、適量の摂取がおすすめです。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。