ペットボトルから謎の物体がドボンッ!→ドン引きした驚きの中身とは!?

長女が保育園の頃の話です。毎日の送迎で顔を合わせるママさんがいて、ある日、連絡先を交換することになり、そこから仲良くなりました。
やがて「今度一緒に遊ぼう」という話になり、私はそのママ友の家を訪ねることに。手土産を持って伺うと、ママ友は「娘ちゃんにジュース出してもいい? ○○さん(私)は緑茶で大丈夫? 」と声をかけてくれ、飲み物を用意してくれました。
そして、「このお茶、開けたのちょっと前なんだけど……」とつぶやきながら、ママ友が2リットルのペットボトルに入った緑茶をコップに注ぎ始めたそのとき――。
トクトク……と注がれる緑茶の中から、ドボン! と音を立てて、マリモのような緑色の丸い塊がペットボトルから飛び出してきたのです。
私もママ友も一瞬固まり、状況が飲み込めずに無言に。直感的に「これは飲まないほうがいい気がする……」と感じた私。とっさに持参した娘の水筒を取り出し、「この麦茶、一緒に飲むから大丈夫だよ!」と伝えると、ママ友もすぐに「なんか変なの出てきちゃったね〜、ごめん」と言ってコップを下げてくれました。
ペットボトルの緑茶から出てきた緑色の塊が気になり、私は帰宅後にインターネットで調べてみることに。すると、開封後に室温で放置されていたことで、容器内に入り込んだ空気中の雑菌やカビの胞子が、時間の経過とともに増殖してできたものかもしれないとわかったのです。
当時はママ友と知り合ったばかりで、あの場で笑い飛ばすこともできず、なんとも気まずい空気になりましたが、今となっては「あのときはびっくりしたよね〜」と笑い話になっています。ママ友はあまり細かいことは気にしないタイプですが、あの一件以来、新品のお茶を出してくれるようになりました。私自身もそれ以降、ペットボトルは開けたら早めに飲み切るように注意しています。
監修:管理栄養士/堤ちはる
著者:吉川 みきな/30代女性。平成20年生まれ、令和7年生まれの女の子と、平成30年生まれ、令和4年生まれの男の子の4児を育てている母。長女を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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衝撃的な光景に、飲むのをためらってしまった気持ちはよくわかります。ペットボトル飲料は開封すると空気中の微生物が入り込み、保存状態によっては中で菌が増えることがあります。特に暑い場所では劣化が早いため、開封後は冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に飲み切るのが安心です。変色や異臭がある場合は飲まないようにしましょう。
いかがでしたか? 今回はママ友との飲み物にまつわるエピソードをご紹介しました。たまたま気づいたからよかったものの、もしそのまま飲んでしまっていたらと思うとゾッとしますよね。ママ友相手だと、関係を壊したくなくてつい気を使ってしまうかもしれません。ですが、「なにかおかしいかも?」と感じたら確認すると安心ですね。
監修者:管理栄養士 相模女子大学 栄養科学部 教授 堤ちはる

