同じ園の仲良しのママ友4人で公園で持ち寄りランチ会をしたときの話です。私はサンドイッチ担当で、他のママたちもサラダや唐揚げなど定番のメニューを持ってきてくれたのですが……。
ママ友が持ってきたものとは!?
ひとりのママが「ちょっと変わり種だけど」と笑いながら持ってきたものを披露。何重にも重ねた袋を開けて、ようやく取り出したのは、なんとドリアン。あまりに強烈な臭いで、一瞬にしてみんな無言になりました。本人は「美容にいいんだよ♪」とニコニコしていましたが、突然の激臭に子どもたちは逃げ出すほど……。
その場は笑って収まりましたが、その場のほとんどの人が食べたことがなかったため、誰もドリアンにはなかなか手を伸ばせず、結局ドリアンは持ってきたママが持ち帰ることに。残してしまうことになり、とても申し訳ない気持ちになりました。
このドリアンをきっかけに、持ち寄りランチ会には「クセの強いものは禁止」「何を持ってくるかは事前にグループLINEで確認し合う」というルールができたのです。
変わり種でみんなにサプライズというのも楽しいですが、こういった場には、当たり障りがなく、みんなが喜ぶものを持ち寄るべきだと痛感した出来事でした。今ではドリアン事件と呼び、みんなの笑い話になっています。
著者:橋本奈津子/20代・女性・主婦。1児の母。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

