
コラクソーは、伊丹十三監督不朽の名作『タンポポ』をオマージュした書籍『TAMPOPO 13(タンポポ サーティーン)』のカバーアートをTシャツ化。映画の公開40年目を機に、「新横浜ラーメン博物館」1階のミュージアムショップで販売を開始した。
ラーメンが主題の映画『タンポポ』
伊丹十三監督作品は、4Kデジタルリマスター版が今年2月にTOHOシネマズ日比谷・梅田で、8月には池袋・新文芸坐で上映され、未だ絶えぬ人気を示す来場者が記録された。
その中でも、ラーメンを主題とする『タンポポ』は海外でも長くその影響を色濃く残す名作。同作を観て、ラーメンをすすりながら、「食べること/生きること」について考えさせられた人も多いだろう。
書籍『TAMPOPO 13』のカバーアートをTシャツ化

そんな映画『タンポポ』を13のサイド・ストーリーから再考した書籍が『TAMPOPO 13』。コラクソーが2023年に発行した。
主題となるラーメンに加えて、「食べること/生きること」を問うサイド・ストーリーも奥深い『タンポポ』の魅力を、日本のみならずアメリカからもゲストを招いて編集された意欲作だ。
表紙イラストを手掛けたのはニューヨークを拠点に活躍し、ニューズウィーク日本版(2009)で「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されたYuko Shimizu氏。書籍が映画『タンポポ』を介してテーマとした「食べること/生きること」を表現する、印象深いイラストが描かれている。


このたび、そのカバーアートをダイナミックにバックプリントしてTシャツ化。昭和のノスタルジーをモダンに纏う意匠は、新横浜ラーメン博物館の来館者、とりわけインバウンド客から好評を得ているそう。
