田辺桃子“ルイ”、横田真悠“テルマ”、林芽亜里“イズミ”が力を合わせて増田貴久“矢崎”に迫る様子にハラハラ<推しの殺人>

田辺桃子“ルイ”、横田真悠“テルマ”、林芽亜里“イズミ”が力を合わせて増田貴久“矢崎”に迫る様子にハラハラ<推しの殺人>

矢崎(増田貴久)の鋭さと狂気にゾクゾク
矢崎(増田貴久)の鋭さと狂気にゾクゾク / (C)遠藤かたる/宝島社/ytv

田辺桃子、横田真悠、林芽亜里がトリプル主演を務める「推しの殺人」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系/TVerにて配信)の第12話が12月18日に放送された。ルイ(田辺)たちが殺人鬼の矢崎(増田貴久)に、ある計画を実行しようとするドキドキハラハラの展開が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■「このミス」大賞文庫グランプリ作品を実写化

同作は、2024年『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリを受賞した、新進気鋭の作家・遠藤かたる氏による本格クライムノベルが原作。

主人公となるのは、大阪から東京に進出した3人組アイドル「ベイビー★スターライト」、通称ベビスタのメンバー。田辺は流されるままアイドルになった頭脳派クール系の高宮ルイ、横田はアイドルで成功することに並々ならぬ意欲を持っている早川テルマ、林は恵まれた容姿で裕福な家庭で育つが孤独を抱える一番人気の沢北イズミを演じる。

さまざまなトラブルを抱える中、事務所の社長を殺してしまった彼女たちは、その罪を隠蔽しようとする。しかし、時を同じくして日本中を騒がせていた未解決連続殺人事件に巻き込まれていく。

ほかに、ベビスタの事務所社長の大学時代の先輩で、ルイと過去に付き合っていたマーケティング会社社長で、行方不明になっている河都を城田優、河都と同級生の弁護士・矢崎を増田貴久(NEWS)、未解決連続殺人事件を捜査する警視庁捜査一課の刑事でルイの幼なじみ・望月を曽田陵介、ベビスタのマネージャー・土井をトラウデン直美が演じる。

■ルイたちに「君たちは罪を犯した」と言う矢崎

テルマに彼氏がいることとイズミに子供がいることをSNSに投稿した「先生」の正体は、ルイの父・敏勝(猪塚健太)だった。ルイは、敏勝が母親と妹が亡くなった火事を起こし、さらに敏勝と矢崎がつながっていることも知って、絶望の淵に突き落とされる。ルイから詳細を聞いたテルマとイズミは、早く気付いてあげられなかったことを詫びる。

ベビスタもテルマとイズミの秘密が暴露されて炎上状態という危機。土井に呼ばれて、弁護士としての矢崎を交えて話し合いをすることになった。矢崎は認めない方がいいと提案するが、ルイは「私は本当のことを言いたいです。今まで応援してくれたファンの皆に、本当のことを言って謝りたい」と話す。

すると矢崎は「アイドルは夢を売る商売ですよ。うそをつくのも仕事です」と言い放つ。ルイが「でも…」と反論しようとしたとき、「君たちは罪を犯した。もう最後まで突っ走るしかないんだよ」と矢崎。

何も知らない土井は「罪」というのが言い過ぎではと指摘するが、ルイたちにとっては重いひと言だった。

■ルイたちに河都が接触

ところが、記者会見でイズミは子供のことを事実だと認め、ルイとテルマも3人で決めたことだと明かした。

記者会見後、矢崎が3人の前に現れ、3人に緊張が走る。「ねぎらいにきたんです」と言うものの、「わざわざ言わなくてもいいことを言うなんて、無駄なことをしましたね」と皮肉る矢崎。そんな矢崎にルイは「明日ってお時間ありますか?お話したいことがあるんです」と告げた。

ルイたちが矢崎と会う約束を取り付けたのは、河都の頼みだった。矢崎の監禁から逃げ出した河都は、連続殺人事件の容疑者とされている誤解を解きたいとルイたちに協力を求めたのだ。

河都は、矢崎を睡眠薬で眠らせて監禁場所に運び、その間に矢崎が連続殺人犯である証拠を世間に明らかにするという。証拠となるものは、ルイが見た事務所にある被害者の持ち物を奪ったコレクション。そのため、ルイたちは矢崎の事務所を会う場所とした。

■「ルイは俺のもの」と言う矢崎にゾクッ

河都の推測どおり、矢崎はお気に入りのワインを出し、そのボトルをテルマとイズミが開けるていで、グラスに睡眠薬を仕込む。しかし、矢崎が一枚上手だった。計画を推測したうえで、「そんなわけないでしょ」と平然としたふりでワインを飲もうとしたルイに、「飲むな。そのワインには毒が入っている」と指摘した。そして忍び込んでいた河都の存在も言い当てた。

計画が遂行できるかハラハラしたが、まさかというべきか、やっぱりというべきか、河都の裏切り。河都は、自分を殺そうとしたルイたちをも狙ったのだ。

ハラハラな展開は続く。「お前は俺にはかなわない」と矢崎に言われた河都は、おもむろに机にあった刃物を手に取り、ルイをビルの屋上へと連れて行った。その途中、ルイは望月に助けを求めた。駆け付けた望月は、河都ともみ合いになり、刺されるが、手錠をかけることに成功した。ところが、河都は隙をついて自らビルから飛び降りて死亡した。

敏勝を悪行に追いやったのは「人の心を操って破滅させるのが面白くてね。別に誰でもよかったんです」と話した矢崎だったが、「ルイは俺のもの」と密かに執着しているような様子が怖い。

一方、「俺はルイを守るためならなんだってするよ」と言う望月は、刑事としてルイたちの最初の犯行に迫ってもいる。

予測できない展開で、ついに次回、12月25日(木)の放送が最終回となる。タイトルがトレンド入りする反響となったSNSには「第12話怒涛の展開すぎて もうなにがなんだか状態になってる」「矢崎こわーい」「矢崎のルイへの気持ちはなんなんだ?!」「矢崎弁護士の狂気凄かった」「今日もドキドキハラハラだった」「どうなるんだろう」「犯罪者のベビスタと矢崎がどう結末を迎えるのか楽しみ」などの声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



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