「下着を洗うね」→「わかるわかる!」
私は「ごめんね、生理で下着が汚れちゃったから、ぱっと洗っちゃうね」と手短に理由を説明し、彼の前で下着を洗おうとしました。
すると、彼からは、私の予想の斜め上を行く答えが返ってきたのです!
「わかる、わかる! 下着についた血って落ちにくいよね」と。
まさかの共感に驚いていると、
「俺、便秘がひどくてしょっちゅう切れ痔になって、出血するんだよ。あ、血を落とすには、お湯より水のほうがいいよ。お湯だと血がかたまって、かえって落ちづらくなるよ」
と続けた彼。一瞬、「経血がついた女性の下着を洗ったことがあるのかも!?」なんてドキッとしてしまいましたが、違ったようです。その日から、生理のときの気まずい気持ちもなくなり、汚れた下着を洗うときも「下着を洗うからね」と声をかけてから、洗面所に行けるようになりました。
このときわかったのは、パートナーは、生理や妊娠について、比較的理解のある人だったということです。でも、そういった話題はなんとなく気恥ずかしくて、同棲したてのころはあまり話をしていませんでした。この件をきっかけに、下着を洗うという行為を隠すことがなくなったとともに、パートナーと、よりいろいろな話ができるようになりました!
文:むっちゃん/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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