「うちでお祝いね」お食い初めも主催は義母→仕切り屋の義母に“我慢の限界”|なんでも乱入する義母

「うちでお祝いね」お食い初めも主催は義母→仕切り屋の義母に“我慢の限界”|なんでも乱入する義母

家族で大事にしたいイベントなのに…

夫婦 話し合い

お食い初めの当日、私たちは食器や食材、そらの衣装、お祝いの飾り付けなどを、全てを持参して、電車で往復4時間かけて義実家へ。実家でのお食い初めは、もちろん義母が仕切り役です。

そらを抱いて手放さない義母は、周囲に指示を出してお祝いを仕切ります。

「芹那ちゃん、食べさせる真似はこうするの。よく見ててね」
「太一、ほら、ぼーっとしてないで写真を撮りなさい!」

...義母の指示が飛び交うばかり。私たち夫婦は純粋に息子の成長を祝いたかったのに、ドタバタするだけで1日が過ぎてしまいました。帰り道、疲労困憊の私は、太一くんにそっと尋ねました。

「このままだと、そらのイベント全部がお義母さんに乗っ取られちゃうと思う…」

太一くんは私の手を握り、力強く言いました。

「母さんにも困ったもんだよね。初節句やハーフバースデーも『うちで』って連絡が来ているんだ」
「...え?」

私の目から、思わず涙が溢れました。私の大切な子どもの成長を横取りされたような気分でした。私たちとそらが主役のはずなのに、これでは毎回「義母が主役・周りはゲスト」になってしまいます。

あとがき:奪われた「初めて」と、ゲストになった親

「お食い初め」は、親として初めてわが子の幸せを願う大切な儀式です。しかし、この物語では、芹那さん夫婦が準備し、往復4時間かけて義実家へ行き、義母に指示されながら儀式をこなすという、まるで「招待客」のような立場になってしまいました。

誰も反論できない「膝が悪い」という理由で押し切る義母のずるさ、そしてイベントの主導権を全て握りたがる「承認欲求」が見え隠れします。このままでは、子どもの成長アルバムの主役が義母になってしまうという焦燥感と悔しさが、芹那さんを強く突き動かします。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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