
移住就業支援拠点施設を運営するしろにしは、関係人口の広がりを目的に、2026年1月17日(土)、大阪市天王寺区の会場にて、定員50名のトークイベント&ワークショップを開催する。
和歌山の素材に触れ、地域の面白さを体感

写真提供:和歌山県観光連盟
海と山と川に恵まれた和歌山県は縦長な県域が特徴で、地元では、大阪方面に近い北部を「紀北」、みかんの産地である有田市や有田川町を含んだ中部を「紀中」、熊野の三大大社がある南部を「紀南」と呼ぶ。
紀北・紀中には、建材や仏具の用途だけでなく高野山では花として重用され、今ではアロマの材料にも用いられる高野槙や、平安時代から漢方薬の原料に、近年は日本を誇るスパイスとして世界的に注目されるぶどう山椒、数百年も続く味噌蔵や酒蔵など、手しごとの歴史が色濃く存在している。
こういった本質的な面白さは、ガイドブックで観光地として紹介される表の側面よりも、暮らしやなりわいに根付いた裏にもっと潜んでいるはず。

そこでしろにしは、そんな裏に潜んだ和歌山の魅力を伝えるため、紀北・紀中に移住後、地域の素材に触れながらユニークな視点で働き・暮らしている3組のゲストを招き、2026年1月17日(土)に、大阪でトークイベント&ワークショップを開催する。
なお、しろにしは、“地域の人事部”を目指し、2022年9月に設立された。2023年6月からは、和歌山県有田川町の山間にある旧小学校を公設民営で活用した移住就業支援拠点施設しろにしを運営。

地域外から訪れる人を対象に、地域を「知る・関わる・暮らす」という観点からさまざまな企画を実施している。
トークイベント&ワークショップ
2026年1月17日(土)に開催されるトークイベント&ワークショップは、前半は、ゲストによる「和歌山の素材の魅力って?」や「和歌山で働き・暮らすことの面白さ」などのテーマトークが開催される。
ゲストは、有田川町を拠点に世界の海を渡るバーテンダー土田勇人さん、オンラインでオーダーを受ける紀美野町の花屋「NOKI」の西村美奈代さん、西洋野菜を育てるかつらぎ町の「さかな農園」の阪中純子さんの3組だ。
後半は、和歌山産の素材・高野槙を用いたスワッグ(植物の壁飾り)、和歌山産の大豆を用いた寒味噌づくり体験のワークショップと、交流タイムとなっている。
