「リスキリング」で叶える多様な職員室
現在、社会人から教員になるルート(特別免許状や社会人選考)はありますが、採用割合は全体の5%未満と極めて少数です。
SNSでも、「学校しか知らない先生より、社会経験豊富な人を高待遇で迎えるべき」「氷河期世代の免許保有者を活用して」といった声が多く上がっています。
今は国を挙げての「リスキリング(学び直し)」ブーム。
単位を減らして「入り口を緩く」するのではなく、処遇改善や試験制度の見直しを行い、社会経験豊富な人材を呼び込む。
若い先生のフレッシュさと、ベテラン社会人の経験値が融合する「多様な職員室」こそが、子供たちの未来を豊かにする解決策なのかもしれません。
(足立むさし)

