︎ドライフードの酸化を防ぐには
ドライフードの酸化を防ぐ方法として、まずは買う量を注意することが大切です。
ドライフードは、できれば開封から1ヶ月以内に消費できる量のものを選び、中身が少ない量で個包装してあるものを買いましょう。特に単頭飼いの方は、消費も遅いため、夏場など暑い時期は少ない量で買うことが大切です。
買った後、未開封のものは基本的にはパッケージから出さずに保管します。
ドライフードのパッケージは酸化や腐敗を防ぐために様々な工夫がされている袋で作られているため、未開封ならばその中で保管するのがベストです。
封を開けたフードは、なるべく空気と触れ合わないような工夫が必要です。一番良いのは自動や手動で真空にすることのできるフードストッカーですが、無い場合にはできる限り密閉できる容器を準備しましょう。
容器の大きさは、小さい物を複数用意することで、開閉する回数を減らして酸化を防ぎます。素材はプラスチックより、ガラスの瓶のような物の方が酸素を通しにくくなります。
それぞれの容器に市販の脱酸素剤を入れておくと、より酸化を遅らせることができる可能性があります。
容器ではなく、ジップロックのような小さめのチャック袋に1日分ずつ計量し、脱酸素剤を入れて空気を抜いて保存する方法もおすすめです。
どうしてもここまでの手間をかけられないという場合には、なるべく少ない量のフードを買い、開封したフードは、空気をしっかり抜いて保存するようにしましょう。
︎まとめ
フードを悪くする要因には、酸化以外にも腐敗があります。特に高温多湿の場所は、ドライフードが腐りやすくなるため避けなくてはなりません。特にウェットフードは脂質なども多く含まれ、劣化しやすいので注意しましょう。
酸化と腐敗、どちらも防ぐためには、真空容器に入れたフードを、直射日光の当たらない、高温多湿を避けた温度変化の少ない場所に保管するのがベストです。

