ナツさんは、小学生と保育園児の2人兄弟のママ。夫のフユキさんは小学校に通う長男の担任・あいこ先生と不倫をしています。
自身が務めるPTAの懇親会をきっかけに、あいこ先生と不倫関係になったフユキさん。実は、あいこ先生には婚約者がおり、フユキさんは単なる遊び相手だったのです。
あいこ先生がフユキさん宛てに書いた「好きだよ♡ あいこ」という手紙をナツさんが見つけたことにより、あいこ先生とフユキさんの不倫が発覚。
あいこ先生を直接問い詰めますが、あいこ先生に証拠を破損されてしまいます。
夫に裏切られたショックで落胆しますが、養護教諭の白石先生の励ましを受けて一念発起し、不倫の証拠集めを開始することに。
後日、フユキさんが「残業」で帰りが遅い日、白石先生に教わった方法でフユキさんの位置情報を確認したところ、会社ではなくホテル街にいることが分かり、愕然とします。
ナツさんは、あいこ先生が家庭訪問に来ることを知って……？
覚悟を決めた妻の「お願い」
家庭訪問の対応を、フユキさんにお願いするナツさん。
フユキさんは、笑顔で「もちろん！」と二つ返事。
心の中で「勤務中のあいこ、興奮する～♡」と、浮かれてしまうのでした。
▼家庭訪問の対応を、あえて夫に任せることで、あいこ先生と対峙する状況を作り出したナツさん。。一方で、父親である自覚もなく浮かれるフユキさんの態度は、家族への誠意の欠片すら見えません。本来、家庭訪問は子どものための大事な時間。それを“不倫相手に会えるチャンス”として喜んでしまう時点で、同情の余地もありませんね。
つらい状況を嘆くだけでなく、ピンチをチャンスに変える力は、逆境を生き抜く強さそのもの。置かれている状況を冷静に判断する姿は、どんな困難でも視点を変えれば一手のチャンスへとつながるという気づきを与えてくれるような気がしますね。
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