試食

まずはソースをつけずに食べてみます。ころもがザックザクですね! 肉は繊維に沿って切ったので、食感がプリッとしています。

2種類のソースをつけて食べると、お酒もすすむ味になりますね。混ぜるだけの簡単ソースですが、間違いない味です。

鶏むね肉1枚でかなりの量になりますよ。人が集まるときのパーティー料理でもいいですし、普段のおかずやお弁当にもぴったりです。ぜひ作ってみてください!
今回、教えてもらった「スティックチキンカツ」について、気になるポイントをきじまさんに伺いました。
__パン粉はボウルに入れ、フォークを使ってころもをつける、という方法が目からうろこでした! ただ、フライは工程が多くて苦手意識があります。どうすれば気軽に取り組めるでしょうか?
きじまさん:フライは、小麦粉・溶き卵・パン粉と3段階でころもをつけるので、から揚げや天ぷらより面倒な印象があり、私も普段からしょっちゅう作るという料理ではありません。しかし、揚げたてのフライのおいしさには抗えません。やる気のある日に、多めにころも付けまで行い、冷凍保存しておくといいかもしれませんね。
__ころもをつけたあとにちょっとだけ残る、小麦粉・溶き卵・パン粉の処理に困ります。きじまさんはどうしていますか?
きじまさん:卵は炒り卵にするのがおすすめです。小麦粉とパン粉は必要最小量で済むよう、袋を使って工夫しています。
__パーティーメニューにもぴったりですね。きじまさんにとって、パーティーといえばコレ!というメニューはありますか? もしくは気軽に作れるおすすめのパーティーメニューがあれば教えてください。
きじまさん:スティックチキンカツに合わせて出すなら、マヨネーズを使ったサラダがいいと思います。白菜コールスローサラダやポテトサラダはいかがでしょうか。

きじまりゅうた
料理研究家。
祖母と母が料理研究家という家庭に育つ。
オリジナリティあふれるレシピと、わかりやすいトークを武器に、男性のリアルな視点から考えた「若い世代にもムリのない料理」の作り方を提案。現在は「NHKきじまりゅうたの小腹すいてませんか」「NHKきょうの料理」「NHKあさイチ」「CBCキユーピー3分クッキング」などのテレビ番組へのレギュラー出演をはじめ、WEB・雑誌 上でのレシピ紹介や、料理教室やイベント出演などを中心に活動している。著書『極狭キッチンで絶品!自炊ごはん』(新星出版社)。youtubeチャンネル『きじまごはん』を配信中。
取材・文=ジョッキー

