クックパッド歴25年の社員が選ぶ「クリスマススイーツ」4選
12月も半ばになり、街も気分も一気にクリスマスモード。
「今年は何を作ろう?」「できれば失敗したくないし、当日はラクしたい」そんなことを考え始めている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クックパッド歴25年、これまでさまざまな部署を渡り歩き、現在はUC(ユーザーコミュニケーション)部で活躍している中山さんに、クリスマスにぜひ作ってほしいスイーツのベストレシピを教えてもらいました。
ユーザーをサポートする部署で日々「作る人の困りごと」と向き合っている中山さん。
そんな中山さんが選んだのは、忙しい時期でも無理なく作れて、当日まで楽しめる“間違いない”レシピばかりです。
前もって仕込むなら「マーブルクグロフケーキ」「日持ちがするので、クリスマス前が忙しい時に前もって焼いておけます。当日にアイシングやアラザンでデコレーションしてもいいし、クグロフ型のケーキはそれだけで映えるので便利ですね」

星型のクッキーやアイシング、アラザンでデコレーションして、さらにクリスマス感を演出(中山さん撮影)
事前に焼いておける安心感は、年末の慌ただしさの中では大きな味方。マーブル模様とクグロフ型の存在感で、シンプルな仕上げでもしっかり特別感が出るのが魅力です。当日は軽くデコレーションするだけで完成するので、段取り重視派にもおすすめ。
ふわふわ食感がたまらない「バニラシフォンケーキ」
「昨年はシンプルなシフォンケーキを焼いて、食べやすいように敢えて切り分けてサーブしました。一切れずつに切ったものにさらに切り込みを入れて、クリームとフルーツを挟むと見た目もかわいいしとても食べやすくて便利です」

去年のクリスマスでは、シフォン生地を抹茶のマーブルにしてアレンジ(中山さん撮影)
人数が多い集まりやカジュアルなパーティでは、切り分ける作業も意外と負担になりがち。あらかじめ一切れずつ用意しておけば、取り分けの手間もぐっとラクになります。後からクリームやフルーツを挟めるのでアレンジもしやすく、見た目の満足感も高い一品です。
アレンジが楽しめる「ロールケーキ」
「子供が小さい頃は、ロールケーキを焼いてブッシュドノエルも何度か作りました。このレシピをベースにココアや抹茶の生地にアレンジしてもいいし、クリームでデコレーションするのも楽しいです」
定番のロールケーキは、ちょっとしたアレンジで毎年違った楽しみ方ができるのが魅力。生地やデコレーションを変えるだけで雰囲気が変わるので、その年の気分に合わせて楽しめます。作る時間も、きっとクリスマスの楽しい思い出になりますよ。
作業10分で簡単「ロシアンクッキー」
「粉の一部をココアや抹茶に置き換えたアレンジも簡単なので、クリスマス用にはカラフルにしてアイシング掛けなどしても可愛らしくなります」
焼き時間が短く、まとめて作れるクッキーは、配ったり持ち寄ったりするシーンにもぴったり。色やデコレーションで季節感を出しやすく、子どもと一緒に作るのも楽しいレシピです。
気負わず作れて、ばっちりクリスマス気分
ユーザーの声と長く向き合ってきた中山さんが選ぶレシピは、作る人の負担をできるだけ減らしつつ、楽しさはきちんと残してくれるものばかり。
忙しい時期だからこそ、下準備はラクにして、その分、デコレーションしたり、みんなで食べたりする時間を楽しみたいですよね。
今年のクリスマスは、ぜひ中山さんおすすめのレシピから一品選んでみてください。

