店員さんが口にした「昨日は坊主」…その意味とは

カフェでほっとひと息、ティータイム。
カウンターには、つやつやした髪の毛が印象的な店員さん。
きれいな髪だなあ、なんて思いながら見ていると、店員さんと常連客の会話が耳に入りました。
常連客:「今日は調子よさそうじゃない」
店員:「でも、昨日は坊主だったんですよ」
うん? 今日はフサフサなのに昨日は坊主だった……?
思わず耳を疑ってしまいますが、常連客はまったく意に介さない様子。
もちろん、坊主の人がたった1日でロン毛になるなんてことは、通常あり得ません。
一緒におやつを食べていた子どもは困惑の表情で「ママ、あの人、坊主じゃないよね?」なーんて訊いてきます。
店員さんがどういう意味で「坊主」と言っているのか、あなたはわかりますか?
ここで言う「坊主」は「客がひとりも来ない状態」のことを指します。
飲食業界で使われる、いわゆる隠語のひとつ。
つまり、先ほどの常連客と店員は、「今日はわりと客入りがよいけれど昨日はまったく客が入らなかった」という趣旨の会話をしていたというわけです。
客入りが悪いのがなぜ「坊主」? 隠語の由来

お客が入らないことを意味する「坊主」という隠語は、「客が入らない⇒儲けがない⇒もう毛がない」が由来といわれています。ちょっとしたシャレから生まれたのですね。
ちなみに、実際の坊主頭は毛がないわけでなく、毛を短く刈っている状態のこと。毛自体はあるのでご注意ください。
