STARTOアイドルも巻き込んだ「2025年の熱狂」
ブームが落ち着きつつある今だからこそ、2025年の「ラブブ旋風」がいかに凄まじかったかが分かります。その波は、流行に敏感なトップアイドルたちをも巻き込んでいました。
象徴的だったのが、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんです。夏頃、YouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」で私物のバッグにメンバーカラーの「赤ラブブ」を付けている姿が確認され、ファンの間で争奪戦が加速しました。
また、WEST.の桐山照史さんが「#世界一ラブブが似合わない男」と自虐投稿をして話題になったのも記憶に新しいところです。
一過性のブームから「文化」になれるか
では、ラブブは今後どうなるのでしょうか?
男性アイドルがバッグにキャラクターを付けるというスタイルを一般化させた功績は大きく、Hey! Say! JUMPの八乙女光さんのように、ブーム以前から愛用していた「目利き」の存在も再評価されています。
タピオカや高級食パンのように、熱狂的なブームの後には必ず「淘汰」と「定着」のフェーズが訪れます。
投機マネーが抜け、「可愛いから持ちたい」という純粋なファンだけが残る2026年こそ、ラブブが真の「定番キャラクター」として日本に根付くかどうかの正念場となりそうです。
(LASISA編集部)

