粗品が改めないなら「今後もうやりません」…静かに“怒り”を漏らした「THE W」ベテラン審査員

粗品が改めないなら「今後もうやりません」…静かに“怒り”を漏らした「THE W」ベテラン審査員

 日本テレビ系でさる12月13日に生放送された女芸人No.1決定戦「THE W 2025」では初の審査員を務めたお笑いコンビ・霜降り明星の粗品による“超毒舌”コメントが良くも悪くも注目された。一方で、7年連続で審査員を任されてきた先輩芸人の中には不満を覚えるケースもあったようだ。

 2019年から審査員に選ばれている笑い飯・哲夫にとって、見過ごせなかったのは後輩の粗品と自身の“扱いの差”が窺えるデータだった。12月17日放送のラジオ番組「赤maru」(FM大阪)の中で、哲夫は各審査員が本番中にコメントを求められた回数をまとめたネットニュースを目にしたといい、最も多かったのが粗品の5回で、自身は最低の2回だったと紹介されていたという。

 この統計に哲夫は「え、そんなに差があるんやって思って。オレ、そんだけしかコメントさしてもらってないんやって思って。だから次からもう(審査員のオファーを)断ろうかなって思ってます」と本音を吐露。また、どの審査員にコメントを求めるかは、大会MCを務めたフットボールアワー・後藤輝基の意向ではなく、その都度スタッフからカンペが出ていたといい、「番組サイドがこういうふうに、“今回はこうすんねや”っていうね。演出がそうなってるから」と語る。続けて「オレ、2回しか(コメント)してへんねやっていうのって、そんだけオレのコメントとかを大事にされないっていうんやったら、やらん方がええんかなっていうね」と自らの扱いにボヤいた。

 また、初の審査員にして最多のコメント数となった粗品の毒舌論評については「デビュー当時から親しい仲でもあるんでね。あえて言いますけれども、もうちょっとコメント、尺、粗品は短くてよかった。ボクのコメントのところまでもうちょっと回数増えるぐらいにしてもらわんと。そうじゃなかったら、今後もうやりません」と正直な想いを述べている。

「粗品自身も大会後に公開したYouTubeチャンネル内で、“お笑いへの強い愛情ゆえ”の毒舌だったと説明しており、大会中のコメント前にも“ちょっと長くなるけどいいですか?”と時間を気にするような言葉もありました。また、今回の『THE W』審査員を引き受けるにあたっては、事前に日本テレビ側に『面白くないものには“面白くない”と言いますよ? たぶん、どえらい空気になりますよ』『例年見てて、面白くないんで、面白くないって言うことのほうが多くなると思いますよ』と確認し、局からは『全部いいです。逆にぜひそうしていただけると…』という要望すらあったと告白しました。さらに、『Wも焦ってるというか、何かを変えないといけないと思うタイミングだった』『なんか、(大会スタッフと)お笑いの格を上げたいみたいな話ができて、ボクは嬉しかったです』『1組につき1分半ぐらいはしゃべりますよと』『それでも良ければって言ったら、ほぼ全部(コメントを)振られまして。ボクだけ回数、(他の審査員の)みなさんより多くて、ちょっと申し訳なかったんですけど』とも説明。毒舌やコメントの回数、さらには“大会の格を上げたい”という願望まで、全てが日本テレビ側の意向でもあることを明かしており、7年にわたって審査員を引き受けてきた先輩の哲夫にとっては不愉快な内容だったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 哲夫以外の審査員についても、その本音が気になるところだ。

(木村慎吾)

配信元: アサジョ

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アサジョ

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