炭水化物のカロリーはどれくらい?メディカルドック監修医が炭水化物1gや100g辺りのカロリー・効果・カロリーが低い食品・カロリーを抑えて摂取する方法などを解説します。

監修管理栄養士:
森 絵美子(管理栄養士)
委託給食会社に勤務後、直営での病院、保育園で栄養士として勤務し、2025年に管理栄養士免許を取得。現在はケアミックス病院で管理栄養士として勤務しており、透析クリニックや外来での栄養指導にも関わりはじめている。
炭水化物とは?

炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせた総称で、たんぱく質・脂質と並ぶ三大栄養素のひとつです。糖質は体内でブドウ糖に分解され、脳や筋肉を動かす主要なエネルギー源になります。一方、食物繊維も炭水化物の一種ですが、人の消化酵素ではほとんど分解されず、通常はエネルギー源としては利用されません。
ただし、日本食品標準成分表(八訂)では、一部の食物繊維について「1gあたり2kcal」としてエネルギー換算される場合があります。実際にはエネルギーへの寄与は小さいものの、腸内環境の改善や血糖値の上昇抑制など、健康面で重要な働きを担っています。
炭水化物1gあたりのカロリーはどれくらい?

2019年以前に用いられていた日本食品標準成分表2015年版では、炭水化物1gあたりのカロリーはアトウォーター係数を用いた4kcalでした。しかしながら、日本食品標準成分表2020年版(八訂)のカロリー換算係数(1gあたりのカロリー)は、細かい成分名による内容で産出されるよう変更されたため、糖質の種類や食物繊維(1gあたり2kcal)などで変わってきます。ご自身でおおよそのカロリーを計算する場合は従来の係数(炭水化物(糖質)4kcal)を用いると良いでしょう。

