炭水化物100gあたりのカロリーはどれくらい?

前述の通り、カロリー換算係数の炭水化物1gあたり4kcalはおおよそのカロリーを計算する場合に用いるという事を念頭に置いた上で、炭水化物(糖質)100gあたりのカロリーを計算してみましょう。100g×4kcal=400kcalですね。よって炭水化物(糖質)100gに含まれるおおよそのカロリーは400kcalとなります。ただしこれが炭水化物(食物繊維)だった場合、カロリー換算係数は2kcalとなります。
炭水化物の効果

炭水化物は糖質と食物繊維で効果が大きく異なります。糖質と食物繊維それぞれの効果についてご説明します。
糖質の効果
糖質は、脳や体を動かすためのもっとも基本的なエネルギー源です。体内でブドウ糖に分解され、すぐに利用できるエネルギーとして働くほか、筋肉や肝臓にはグリコーゲンとして蓄えられ、必要に応じてエネルギー供給に使われます。脳は主にブドウ糖をエネルギー源としているため、糖質が不足すると集中力や思考力が低下しやすくなります。
また、糖質を効率よくエネルギーに変えるためには、ビタミンB1(チアミン)が必要です。ビタミンB1は豚肉、うなぎ、豆類、ナッツ類などに多く含まれているため、糖質の摂取が多い場合は意識的に取り入れるとよいでしょう。
食物繊維の効果
食物繊維には、便秘を予防し腸内環境を整える働きがあります。また、食後の血糖値の急上昇を抑えたり、血液中のコレステロールを低下させるなど、さまざまな健康効果が報告されています。これらの作用は生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化、心筋梗塞、肥満症)と深く関わっており、食物繊維の摂取量が多いほど、発症率や死亡率が低い傾向があることもわかっています。
日本人は食物繊維の摂取量が不足しがちなため、野菜、きのこ、海藻類などを毎日の食事に積極的に取り入れることを心がけましょう。

