口コミで話題沸騰 「ミセン-未生-」の実力派ピョン・ヨハンが立ち向かう中毒性抜群の考察系冤罪ミステリー「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」

口コミで話題沸騰 「ミセン-未生-」の実力派ピョン・ヨハンが立ち向かう中毒性抜群の考察系冤罪ミステリー「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」

「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」は衛星劇場にて12月26日(金)より放送
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」は衛星劇場にて12月26日(金)より放送 / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.

世界でシリーズ累計1100万部突破のドイツ発のベストセラー小説をドラマ化した「白雪姫には死を~BLACK OUT」16話拡張版が12月26日(金)からCS放送「衛星劇場」で放送される。拡張版としては今回が日本初放送。大ヒットドラマ「ミセン-未生-」でブレイクし、「ミスター・サンシャイン」など大作で重要な役柄を務めてきた実力派ピョン・ヨハンが、冤罪の真相を追う青年を熱演。注目のキャスト陣、「一度見始めたら離脱不能」の声も上がる中毒性たっぷりのストーリーなど、その見どころにフォーカスする。

■コ・ジョンウ、模範学生から殺人犯へ…

殺人容疑で逮捕・収監された青年が出所後、真犯人を追う…というシリアスなストーリーを描いた「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」。平和に見えた村に隠された深い闇が浮かび上がり、村人全員が怪しく見えてくる考察はかどる犯罪ミステリーだ。

物語の始まりは、平凡な村で起きた19歳の少女2人の残虐な殺人事件。だが、捜査でも2人の遺体は見つからない。そんな中で容疑者として逮捕されたのは、被害者の同級生で誰からも慕われる模範的な高校生コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)だった――。泥酔していて何も覚えていないジョンウ。刑はそのまま確定し、ジョンウは殺人犯として10年服役。刑期を終えて出所し、本当の“悪魔”を見つけるため立ち上がる。
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第1話より
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第1話より / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.


当初16話だった同作を、韓国地上波MBCで14話に編集して放送。今回は、その後「Lifetime」チャンネルで改めて放送された全16話<拡張版>での日本初放送となる。

■ピョン・ヨハンが涙と怒りで体現するジョンウの絶望、苦悩

主人公・ジョンウを演じるのは、実力派俳優のピョン・ヨハン。2011年に映画「土曜勤務」でデビュー後、数々のインディペンデント映画に出演。ドラマデビュー作「ミセン-未生-」(2014年)で主人公チャン・グレ(イム・シワン)の同期入社組のひとりハン・ソンニュル役でブレイクを果たした。
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第3話より
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第3話より / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.


イ・ビョンホンやキム・テリらと共演した大作歴史ドラマ「ミスター・サンシャイン」(2018年)や、日本映画「太陽は動かない」(2021年)にも出演。文禄の役をモチーフにした韓国映画「ハンサン -龍の出現-」(2022年)では日本の武将・脇坂安治を演じ、「第59回百想芸術大賞」で映画部門男性助演賞を受賞した。名優ソン・ガンホの“ドラマデビュー作”「サムシクおじさん」(2024年)では、ガンホ演じる“サムシクおじさん”ことパク・ドゥチルと意気投合し豊かな国づくりを目指す青年キム・サンを熱演。ガンホとの熱い演技合戦が注目を集めた。

本作では、穏やかで誰からも好かれる高校生から一転、突如殺人犯にされ10年も塀の中で暮らした青年・ジョンウを高校生時代から演じている。出所し、母グムヒ(キム・ミギョン)が村で犯罪者同然の扱いを受けて生きてきたことを知ると、ジョンウは傷つき苦しみながら真犯人探しに乗り出す。

本作の大きな見どころの一つが、ヨハンの演技。ジョンウが静かに流す絶望の涙、なかなか表に出すことはないが胸の内で燃えたぎる静かな怒り…そういった深い感情をヨハンが説得力ある演技で表現し、視聴者の感情を激しく揺さぶっていく。

「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.

■ジョンウとコ・ジュン“サンチョル刑事”のケミにも注目

穏やかに暮らしているように見えた村人たちの“悪魔のような裏の顔”が見え隠れし始める一方で、ジョンウの無実を信じる唯一の同級生チェ・ドンミ(コ・ボギョル)や、ジョンウにだけは心を開く自閉症の青年ヒョン・スオ(イ・ガソプ)など、ジョンウの力になってくれそうな人物たちも現れる。

グムヒと共に働くアルバイト生のハ・ソル(キム・ボラ)は、初めこそ「2人も殺してるの!?」とジョンウに非難の目を向けるが、ジョンウが「俺は殺してない」と訴える姿を見て徐々に考えを変え、「コ・ジョンウはどんな人?本当に殺してないの?」と彼の言葉に耳を傾け始める。周囲への配慮のためジョンウに厳しい言葉をぶつける母グムヒも、本心ではジョンウが心配でたまらない。一方、ジョンウに「父親と思ってくれていい」と手を差し伸べる警察署長ヒョン・グタク(クォン・へヒョ)には、何やら裏がありそうだ。
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.


中でもジョンウにとって重要な存在になっていくのが、ソウル警察庁のエリートコースからムチョン警察署に左遷されてきた熱血刑事ノ・サンチョル(コ・ジュン)。彼もまた、初めこそ「人殺しめ!」とジョンウに軽蔑の目を向けていたが、持ち前の捜査能力と“よそ者”ならではのフラットな視点で事件に違和感を持ち始める。やがてジョンウの人となりに触れ、彼の真犯人探しに手を貸すようになっていく。

演じるコ・ジュンは「ミスティ~愛の真実~」(2018年)や「熱血司祭」(2019年)などに出演してきた実力派。主演ドラマ「浮気したら死ぬ」では、浮気せずにいられない愛妻家弁護士ハン・ウソンをコミカルに演じている。本作でのサンチョルのサバサバとしていて快活、率直なキャラクターが、穏やかで争いを嫌うジョンウと心地いいケミを作り出している。徐々に育っていく2人の信頼関係も、見どころの一つだ。

■悪魔のような真犯人は誰なのか…深まるミステリー
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より
「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」第2話より / (c)Snow White Must Die Special Purpose Company Ltd.


怪しい動きを見せる村人たちとジョンウの攻防も中毒性たっぷり。ジョンウの事件でジョンウに不利な証言をした学生時代の友人たちや、その父親たち、地域の医師や政治家、ジョンウが殺したとされる少女の父親も…。ジョンウとグムヒに理不尽な怒りをぶつけてくる。

誰もがジョンウを非難し、排除しようとするが、それは本当に“殺人犯”に向けられた嫌悪なのか、何かを隠し通そうとしているのか。そして、10年経っても見つからない2人の遺体のゆくえは、タイトルの“白雪姫”が意味するものとは…。やがて1人の遺体が発見され、物語が突如動き出す。

小説原作ならではの骨太でしっかりとしたストーリーと先の読めない展開、実力派キャストの熱演が口コミで広まり、韓国での放送時には瞬間最高視聴率が9%台まで跳ね上がった話題作。登場人物が多い分、謎も多く、誰もが怪しく見える展開にハマる視聴者が続出。「2024 MBC演技大賞」では、ヨハンがベストアクター賞を獲得するなど最多5冠を達成した。

一度見始めたら止まらない上質犯罪ミステリー「白雪姫には死を~BLACK OUT<拡張版>」は衛星劇場にて12月26日(金)から毎週金曜に2話連続放送。

◆文=酒寄美智子


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