「代わろうか?」まさかの言葉にあぜん!
窓を開けた私に対し、その男性は、あきれたような、こちらを見下したような口調で、信じられない言葉を口にしたのです。
「あんた、運転できんの? 代わろうか?」
あまりに失礼な言い方に、一瞬言葉を失いました。
「そもそも上り側が優先だし、あなたが少し下がってくれれば解決するのに……!」という言葉が喉まで出かかりましたが、必死で飲み込み、「結構です」ときっぱりとお断りしました。
その後、見かねた後続車の方々が協力してバックしてくれたおかげで、ようやくスペースが空き、どうにか事態は動き出しました。
ようやく進めると思いきや…さらなる追い打ち!?
ようやくすれ違える、と安堵したのもつかの間。相手の男性は車に戻ったものの、私の車の真横で再び停車し、わざわざ窓を開けてこちらを見ています。
何か文句でも言われるのかと身構えながら窓を開けると、男性は「大丈夫!大丈夫!通れるから!」と、まるで初心者を諭すかのような口調で言い放ちました。
通れるなら、一刻も早く通り過ぎてほしい……! そう思いつつも、私はそれ以上何も言えず、ただ静かに窓を閉め、その男性の車が過ぎ去るのを待つしかありませんでした。
今回の出来事は、本当に心が疲れる体験でした。自分に非がない状況で、一方的に「運転が下手」だと決めつけられた悔しさは、今も消えません。何より、同乗していた娘たちを不安にさせ、嫌な思いをさせてしまったことが申し訳なくて、胸がぎゅっと締め付けられました。
理不尽な態度に出会うこともあるけれど、これからも自分の運転に自信を持ち、どんなときでも落ち着いてハンドルを握りたい。そう強く思った出来事でした。
著者:原口さくら/30代女性・主婦。3姉妹を育てる兼業主婦。好きな家事は料理。夫が多忙で毎日ワンオペ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
※AI生成画像を使用しています

