歩行車キャスターの回転角度、どれが正解?

歩行車キャスターの回転角度、どれが正解?

360度設定:屋内や小回りが必要な環境に

360度設定は前輪が自由に回転するため、方向転換がしやすく操作がスムーズになります。

屋内や平坦な場所などで、本人の歩行が安定している場合に適しています。

直進設定だと曲がるたびに歩行車を持ち上げる必要があるため、「思うように動かせない」「ストレスになる」という方は、この設定がおすすめです。

ただし、歩行が不安定な方の場合は、左右にぶれやすくなり安定した歩行がしづらくあまりお勧めできない設定です。

90度設定:安定と旋回性のバランス型

「直進では安定するけど、曲がりづらい」「360度だと左右にぶれて不安定」・・・。

そんなときに便利なのが「90度設定」です。

前輪が90度までしか回らないため、直進の安定性を保ちながら、左右への転回もある程度可能です。

やや不安定だけど、屋内外どちらでも使いたい方に向いています。

ただし注意点として、後ろに下がるときはキャスターが引っかかって動きづらくなることがあります。狭いスペースで後進が多い方は注意が必要です。

提供元

プロフィール画像

介護の三ツ星コンシェルジュ

老人ホーム・介護施設の検索総合情報サイト「介護の三ツ星コンシェルジュ」 関西で自信を持ってお勧めできる施設のご紹介や医療福祉介護に関するお役立ち情報を日々更新中! 各ホーム公表のオフィシャルな情報と、資料にはないサービス面等の情報を介護のプロが厳選し 写真と共に掲載した関西介護施設選びの決定版、「有料老人ホーム三ツ星ガイド」も好評発売中