インプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の違いとは?原因や治療法・予防法も解説

インプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の違いとは?原因や治療法・予防法も解説

インプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の予防法

インプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の予防法

インプラント周辺の炎症を防ぐためにできるセルフケアはありますか? インプラントを長く健康に保つためには、毎日のセルフケアがとても重要です。基本となるのは、丁寧な歯磨きです。歯ブラシは毛先がやわらかいものを使い、上部構造の表面だけでなく、インプラントと歯茎の境目を意識して磨きましょう。また、歯ブラシだけでは落としきれない汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、細かい部分のプラーク除去がしやすくなります。特に就寝前は細菌が増えやすいとされているため、いつもより丁寧な清掃が大切です。必要に応じてマウスウォッシュを取り入れるのもよいでしょう。さらに、歯磨き粉は粒子の細かいジェルタイプを選ぶと、歯茎への刺激を抑えながら清掃できます。加えて、規則正しい生活や十分な睡眠は、免疫機能を保ち炎症を起こしにくい口腔内環境につながります。セルフケアに自信がない場合や磨きづらさを感じる場合は、歯科医院で歯磨き方法の確認を受けることもおすすめです。 インプラント治療を受ける歯科医院の選び方を教えてください インプラント治療は外科手術を伴うため、歯科医師の技術力と設備環境が治療結果に影響します。そのため、歯科医院選びは慎重に行う必要があります。まず、インプラント治療の症例数が豊富な歯科医院を選びましょう。経験が多い歯科医師は、骨の量が少ないケースなど難症例にも対応できる可能性があり、トラブルのリスクを抑えることにつながります。
また、手術前に歯科用CTで神経や骨の状態を正確に把握できる設備が整っていることも重要です。さらに、治療内容やリスク、費用について丁寧に説明してくれるかどうかも確認しましょう。インプラントは治療後のメンテナンスが欠かせないため、長期的に通いやすい立地や、衛生管理が徹底されているかも大切なポイントです。ほかにも、保証制度の有無やインプラント体の品質について事前に質問し、信頼できる歯科医院かどうかを見極めましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまでインプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の違いについてお伝えしてきました。インプラント周囲炎とインプラント周囲粘膜炎の違いの要点をまとめると以下のとおりです。

インプラント周囲粘膜炎は歯茎のみに炎症が起こる軽度な状態である一方、インプラント周囲炎は炎症が骨にまでおよび、インプラントが動いたり失われたりする可能性がある

インプラント周囲粘膜炎の治療法は、歯垢と歯石の除去や清掃指導で改善を目指し、インプラント周囲炎は感染部位の外科的除去や、再生療法が必要となることがあり、進行の程度に応じて処置が異なる

インプラント周囲炎を予防するには、やわらかい歯ブラシで丁寧に磨き、フロスや歯間ブラシを併用することが重要であり、なかでも就寝前の清掃を念入りに行い、定期検診やメンテナンスを継続する

定期的なメンテナンスや正しい歯磨きを行い、インプラントの周囲に起こる炎症を予防し、健やかなお口の環境を保ちましょう。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師松浦 明歯科医師(医療法人 松栄会 まつうら歯科クリニック)

松浦 明歯科医師(医療法人 松栄会 まつうら歯科クリニック)

出身大学:福岡歯科大学 / 経歴:1989年福岡歯科大学 卒業1991年松浦明歯科医院 開院2020年医療法人松栄会まつうら歯科 理事長就任 / 資格:厚生労働省認定研修指導医日本口腔インプラント学会認定医ICOI (国際インプラント学会)Fellowship認定医 / 所属学会:ICOI(国際口腔インプラント学会)日本口腔インプラント学会日本臨床歯科学会(SJCD) 福岡支部 理事日本顎咬合学会 会員 日本臨床歯科CAD/CAM学会(JSCAD)会員

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