数年ぶりに娘一家が帰省した日の出来事でした。久々ににぎやかな時間を過ごせることに胸が弾んでいたのですが、思わぬひと言がきっかけで、家族の空気が一瞬にして変わる場面に遭遇しました。
孫のひと言で凍りついたリビング
夕食を終え、5歳の孫と遊んでいたときのことです。夫が「おじいちゃんと遊ぼうか」とやさしく声をかけると、孫は夫の顔をじっと見つめ、突然「おじいちゃん、シワシワで目が怖いね」と口にしました。
その瞬間、リビングの空気がピタッと止まったように感じました。夫は引きつった笑顔で「そんなこと言うなよ」と返すのが精いっぱい。私は慌てて「疲れているだけだよ」とフォローしましたが、孫は悪気のない様子で「本当のことだもん」と続けました。
その後の夫は明らかに気にしている様子で、鏡を何度も確認したり顔を念入りに洗ったりと、落ち着かない様子がしばらく続きました。
夫に訪れた「変化」
しばらくたったころ、夫はぽつりと「孫に言われて目が覚めたよ」と笑いながら話すようになりました。これまで外見や健康にあまり関心を持っていなかった夫が、突然スキンケアや体調管理に気をつかい始めたのです。
孫のひと言は、夫にとってショックではあったものの、自分を見つめ直す大きなきっかけになったようでした。

