食事中に苦しみだした1歳児。「血がついたハンバーグ」を吐き出したが、喉の奥には別のものが【年末年始に注意したい子どもの事故】

乳幼児向けの弁当には弁当用ピックは使わない

弁当用ピックとは形状が異なりますが、爪楊枝の誤飲をまとめた海外の調査では、50%の人が誤飲に気づかないものの、食道や腸に穴が空いたケースや、場合によっては命に関わるケースもありました[*2]。

親である私たちができることとして、まず赤ちゃんや幼児が食べるお弁当にはピックを使わないことが一番安全と言えます。また、小学生以上の子供のお弁当に使う際も、「お弁当にピックを使っているから、飲み込まないように気をつけてね」と注意を促すようにしましょう。

年末年始はオードブル料理などのピックにも要注意

加えて、クリスマスや年末年始、人が集まる場ではオードブルなどのパーティ料理が用意されることもあるでしょう。「大人も一緒に食事をしてるから大丈夫」と思ってしまうかもしれませんが、四六時中子どもをじっと見ていられるわけではなく、人が多いことで却って「誰かが見ているだろう」と目を離しがちになることもあります。装飾用のピックを使わないのはもちろん、子どもが口に入れて誤飲・誤嚥の恐れがあるものの扱いには十分に注意しましょう。ナッツ類も誤嚥の危険が高く要注意な食品です。

お弁当やパーティの時間、大好きなキャラクターを見て喜んでほしいという親心は十分理解できますが、何よりも子供が安心して食べられることが最優先ですね。

(文・構成:マイナビ子育て編集部/監修:矢富 正徳 先生)

この記事は、日本小児科学会の「Injury Alert(傷害速報)」を元に作成しています。

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