下痢や便秘などの不快な症状を招く
腸内環境を整え、便秘解消に役立つイメージのある食物繊維ですが、とりすぎは逆効果になることも…。食物繊維が豊富な食品を極端に多くとってしまうと、胃腸への負担が生じ、不快な症状が現れることがあります。
たとえば、消化不良による腹痛や下痢。こんにゃくに含まれるグルコマンナンという食物繊維は、ほとんど消化されないため、多すぎると消化器に負担をかけてしまうのです。
また、食物繊維は水溶性と不溶性に分けられるのですが、不溶性食物繊維の割合が多くなると便のかさが増して硬くなり、便秘が起こることも。
さらに、便秘によって腸内環境が悪化してしまうと、おならの元となるガスが発生しやすくなるのです。
一度にたくさん食物繊維をとった場合に限らず、よく噛まずに飲み込んでしまうこともこういった不調につながりやすくなるため、食べ方に注意する必要があるでしょう。
腸閉塞(ちょうへいそく)の原因になる
よく噛まず飲み込んでしまうことの弊害として、腸の中を詰まらせてしまうことも考えられます。実際、腸の中で2.5~4cmの複数のこんにゃく片が詰まったり、丸く加工されたこんにゃくを丸呑みして詰まらせて「腸閉塞(ちょうへいそく)」を起こした例も過去にはあるのだとか…。
腸閉塞の場合にも腹痛が起こりやすく、嘔吐も起こることがあると言われています。
こんにゃくをたくさん食べる場合、早食いをしたり、歯のかみ合わせが悪い、義歯がある人などは十分にこまかくかみ砕けていない可能性が高いため、十分に注意が必要でしょう。

