【菊地亜美×てぃ先生】 教えて、てぃ先生!ママたちの子育ての疑問・不安をスッキリ解決!

【菊地亜美×てぃ先生】 教えて、てぃ先生!ママたちの子育ての疑問・不安をスッキリ解決!

ご飯に興味がない子どもには、「親のお皿を変える」「褒めるハードルを下げる」

続いては、会場にいた1歳4カ月の男の子ママからの質問。「ご飯に興味がなくて、いつもひと口、ふた口で飽きてしまう」と言うお悩み。

菊地:「ご飯問題、ありますよね〜。ご飯中に立ち歩いてしまうとか」

てぃ先生:「解決策は2つあるかなと思っていて。まずは見た目を変えてみる。大体の方が大人用と子ども用でお皿を分けていると思います。お子さん用は割れにくい素材で、キャラクターが描いてあるものとか。そのお皿に、ママ・パパも変えて、見た目を揃えてみる。そうすると子どもからしたらご飯に興味を持つきっかけになるかもしれない」

菊地:「大人の方のお皿を子どもに合わせるっていうのが面白いですね」

てぃ先生:「その方が安いしね!(笑)あともう一つは、先ほどの『見てほしい・褒めてほしい』という欲求に関係してくるの。食事で悩んでいる家庭ほど、褒めるハードルが高くなりがち。ママ・パパたちが思う『ちゃんと食べた』に達しないと、褒めてもらえないとか。でももっと褒めるハードルを下げて、『ひと口食べたら』ではなく『ご飯に興味を持って見たら』『座ったら』褒めるようにしてみる。ご飯を食べるもっと手前を褒めても良いかもしれない。
例えば、食べてほしい量の100%を出すのではなく、食べてほしい量の10分の1を出す。そうすると『お皿きれいになったね』と褒められるから。食べたらまた10分の1出す。そうしたらまた褒められるよね。1回の食事で10回も褒められて、お子さんも積極的にご飯を食べてくれるかも」

かなり具体的かつ、すぐに実践できる解決策。子どものご飯に悩むママはぜひ試してみては?

やめてほしいクセにどう対応する?

さらに会場からは子どものクセに関するお悩みも。「年中の娘が、下唇を吸うクセがある。特に保育園でのお昼寝の時間にしてしまうことが多くて、唇も荒れてしまって心配」という相談。

てぃ先生:「保育園のお昼寝の時間に寝ないこともあるんですよね?保育園ってどうしても寝られない子を『せめてゴロンしてて』『他の子を起こさないようにしていて』という対応になってしまう。
だから寝られない子は、1時間から2時間、何もせずに(お昼寝をしている子といっしょに)そこにいなきゃいけない。大人でも辛いのにめっちゃストレスだと思わない?」

菊地:「たしかに!」

てぃ先生:「だから恐らくそのクセは、指しゃぶりとか爪噛みとかと同じ部類のものだと思うんだよね。自分を落ち着かせるための、安心のための行動」

これには会場のママさんも菊地さんも深く納得。「じゃあ逆にやめさせようとするとかわいそうってことですか?」と、菊地さん。

てぃ先生:「やめさせようとすると、他の行動に移るだけ。無理にやめさせたら、今度は指しゃぶり、爪噛み、髪の毛を抜く、自分を叩く…などの他の行動に変わってしまう」

これは大人が緊張した時に髪の毛を触ってしまうのと同じだそう。大切なのは「子どもが安心できる行動を親子で考えること」だと続けます。

てぃ先生:「例えば、『ママは手と手を合わせるとすごく安心するんだ。一緒にやってみよう』とか。そうするとそっちを選びやすくなると思う」

一つのクセに隠れた子どもの気持ちを読み取り、解決策まで導くてぃ先生、流石です!

配信元: mamagirl

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