入園準備と出産。まずはママ自身を最優先して大丈夫◎
最後の質問は、第2子妊娠中のママから。「来年の4月、長男の幼稚園入園と出産が被ることが不安。どんな準備をして、どう過ごせば良いでしょうか?」
菊地:「出産がなくても入園のタイミングってすごく大変なのに!」
てぃ先生:「大変だよね。新年度はどんな状況だってバタつくもん」
と、お二人もママの状況に寄り添います。その上で、てぃ先生から温かいメッセージが。
てぃ先生:「4月までは自分のことを最優先して良いと思います。それは子どものことを蔑ろにしているわけではない。ご自身が元気でいることが一番大事。子どものことは十分大事にしているから、自分を認めてあげて。だから息子さんに新たに何かしてあげる必要ないし、自分がこれ食べたいから、自分がゆっくりしたいから、で行動して良いよ」

これには質問者のママも涙。さらに先輩ママである菊地さんからもアドバイスが。
菊地:「自宅保育を終えることに最初は不安で胸を痛めるかもしれないけど、幼稚園に慣れたら子どもは『まだ帰りたくない』って言うくらい楽しんでるから。幼稚園に行くことがあなたの役目なんだよって割り切っちゃって大丈夫だと思う」
家族のかたちを「丸」で捉えよう
そして、子どものことや家族のことを背負いすぎてしまうママたちに対して、てぃ先生からこんなアドバイスが。
てぃ先生:「家族を三角形で捉えているママも多いと思う。頂点が子ども、その下が子ども以外の家族、一番下が自分というように。そうすると、子どものためじゃないことの優先順位がどんどん下がっていく。だから自分の都合のために保育園・幼稚園行かせて良いのかとか考えてしまう」
そうではなく、「家族のかたちを丸で捉えてみて」と続けます。
てぃ先生:「丸で捉えると、ヒエラルキーが生まれないから、それぞれの家族のためにそれぞれが協力し合おうって考えになるわけ。例えば、ママはラーメンが食べたいけど、子どもはハンバーグが食べたいっていうから夕飯をハンバーグにする。これも協力の一つ。それと同じで、ママが仕事に行くから、子どもに保育園・幼稚園に行くことを協力してもらう。ただこれだけのことなの」
お互いのためにお互いが協力し合うのは、当たり前。そう思うとママが自分のために時間を使うことへの罪悪感もなくなりますよね。

トークショーの終わりには、会場から「てぃ先生バイバーイ!」「てぃ先生ありがとー!」という子どもたちの声も。
育児をがんばるママ・パパたちのお悩みをスッキリ解決してくれたてぃ先生。気持ちが軽くなるトークショーでした♪

