
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『教え子がグイグイ来る話』を紹介する。サイト「コミックシーモア(Rush!Z)」で連載中の『彼女より好きって言って。』(Rush!刊)でも知られる作者のあめみくろさんが、11月24日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、あめみくろさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■かつての教え子に助けられた元教員

体調を崩した高梨真央は、教育実習生だった頃に担当した教え子・白石沙優に看病されていた。テキパキと食事を作り、優しくしてくれる白石に、高梨は思わず涙してしまう。
白石はちゃんとした大人になったと成長を感じるが、自分は心を病んで教員を辞めてしまったと弱音を吐く高梨。もう学校で出会った時のかっこいい自分ではないと語る彼女に、白石はある言葉を告げ…。
このまっすぐな感情を向けるひと幕を読んだ人たちからは、多数のいいねやリポストなどの反響が寄せられている。
■「それが作中で伝わればいいなーと思ってます!」作者・あめみくろさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
よくネットで言われる「彼氏の隣にいて欲しくない女」を描きたいと思ったのがきっかけです!そういう子ってたいていかわいいので、その子がもし自分に好意向けてたらたぶん嫌な気持ちどっか行っちゃいそうだな…という妄想から案を出した感じです。
――本作では、真っ直ぐに伝わる愛情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
たぬき女の、紗優(さゆ)ちゃんの真っ直ぐさ、周りに流されずに好きなものを好きなだけ享受して生きてる感じを目立つように描いてるので、それが作中で伝わればいいなーと思ってます!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
まだ終わってないのでなんとも言えないのですが、感情をぶちまけるシーンは全て好きです!共感してくれたら嬉しいシーンでもあります。
――普段、作品のストーリーやキャラクターデザインなどはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
自分が思ったこと感じたことを都度メモしていて、描きたい!てなった感情を、キャラクターに乗せて描いていることが多いです。キャラクターデザインは、パッと決まることが多く、結構テンプレート(優しい子はタレ目など)で描いてることが多いなあと思うのでレパートリーを増やしたいと思っています。
――今後の展望や目標をお教えください。
これからも漫画はずっと描き続けていきたいです!とりあえず、現状維持を大切に、頑張っていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでくれている方々のおかげで描き続けられているので本当に感謝です!隔週で長い間描いていくスタイルなので、思い出した時に続きを読んでいただけたら嬉しいです!これからも、末永くよろしくお願いいたします。

