脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「もう無理、限界」夫に送るLINEを職場の緊急連絡グループに誤送信!3分後、先輩から届いた返信は

「もう無理、限界」夫に送るLINEを職場の緊急連絡グループに誤送信!3分後、先輩から届いた返信は

朝の忙しさで、夫への「もう無理、限界」という弱音LINEを、あろうことか職場の緊急連絡グループに誤送信! 即座に全員が既読になる中、弁解もできず沈黙した魔の3分間。 「終わった……」と震える私に届いた、先輩からの返信は……。

え、なんで既読がたくさんつくの!?

あれは、朝の支度に追われ、完全に思考が停止していたときのことです。すでに会社に出発した夫宛てに、メッセージを送信しました。


「もう無理、限界」


そして私はすぐに続けて「だから明日のお弁当、唐揚げと卵焼きでいい? 今日は早く帰ってきて」と送信するつもりでした。


しかし、「もう無理、限界」になぜか瞬時に既読が3ついたのです。そこで私は気がつきました。私はあろうことかパート先の23人が参加する「緊急連絡用グループ」に送信していたのです。


血の気が引く中、既読の数は一瞬で15に到達。やがて全員が既読になりました。「緊急連絡用」ですから、みなさん即座に確認したのでしょう。


私は震える指で「すみません、誤爆です! 夫に送るつもりだったお弁当の話です!」と弁解のメッセージを打ち込み始めました。しかし、焦れば焦るほど指がもつれて、誤字だらけになり、消しては打ち、消しては打ち……。そうして魔の3分間が過ぎたころ、ベテランのS先輩から通知が来ました。


「○○さん、今どこ!? 大丈夫? 何かあったの?」


先輩、完全に私の身を案じてくれています。申し訳なさで消え入りそうになりながら、私はようやく打ち終わったつぎはぎの文章を送信しました。


「すみません、夫へのお弁当の相談でした……。バタバタしていて、朝作るのが大変だったので、冷凍の唐揚げと卵焼きでいいか聞こうとして……」


すぐにS先輩から再び返信が。怒られる、と身構えた私に届いたのは、「なんだー!びっくりしたよ。仕事がつらすぎて、精神的にきてるのかと思った! お弁当大変だね、頑張って! 明日、職場でおいしいコーヒー淹れるよ」


もう、神様のような言葉でした。


冷や汗をかきながら平謝りしましたが、シリアスな緊急連絡網を「唐揚げ」で荒らしてしまった恥ずかしさは消えません。翌朝、ドキドキしながら出勤したのですが、S先輩は顔を見るなり「昨日は寿命が縮んだよ~。お弁当作れた?」と、笑い話に変えて話しかけてくれました。周りのみなさんも「事件じゃなくてよかったよ」と温かく微笑んでくれ、和やかな空気になりました。


穴があったら入りたい大失敗でしたが、おかげで先輩方の懐の深さと、緊急時の連携の速さ(既読の速さ)を知ることができました。ただ、心臓に悪いので、宛先確認だけは指差しで徹底しようと心に誓いました。


著者:長司綾子/30代女性/4、6歳の男の子を育てている母。中学非常勤講師。趣味は落語を見ること

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

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