3.衛生面のリスクがある
猫にはノミやダニが付いていることがあります。添い寝をすると、寝具を通して人間に付いてしまう恐れがあります。皮膚炎や鼻炎、アレルギーを発症するリスクがあるため、注意が必要です。
ノミやダニが付いていなくても、猫の毛そのものにアレルギーを示すこともあるでしょう。重篤な症状が出なくても、かゆみや湿疹などが現れることがあります。
衛生的なリスクを軽減させるために、定期的に猫のブラッシングをすることをおすすめします。寝る前に抜け毛をきれいにケアするだけで、お互いにストレスなく寝ることができます。また、寝具の洗濯はこまめに行い、清潔を保ちましょう。
また、猫がシーツをトイレと勘違いして粗相することもあります。普段ストレスなく排泄できているのか、トイレ環境を見直してみるといいでしょう。
4.感染症のリスクがある
猫との添い寝には、感染症のリスクも伴います。猫から人間に感染する病気は、「Q熱」や「猫ひっかき病」「トキソプラズマ症」など80種類以上あります。トキソプラズマ症は妊婦さんが感染した場合、赤ちゃんに障害が起こる可能性もある病気なので、充分注意が必要です。
感染症の多くは、猫に引っかかれた場合や、舐められた場合、猫の糞便や毛が付着することで起こります。体力が落ちて免疫力が下がっているとリスクが上がるため、調子が悪いときは猫との添い寝を避けた方がいいでしょう。

