
日常の中で男性が思わず「あざす(ありがとう)」と言いたくなるような女性の仕草や言動を描いたショートドラマチャンネル「俺達のあざす。」12月13日でアカウント開設から500日を迎えたことを記念して、「俺達のあざす。オフィシャルファンブック」が発売。そのお渡し会が東京・タワーレコード池袋店で行われ、伊藤優衣、水原ゆき、長谷川かすみと永松文太プロデューサーが登場し、集まったファン1人1人向き合った。
「俺達のあざす。オフィシャルファンブック」は、伊藤、水原、長谷川の素顔が満載の1冊。ゆかりの地を巡り撮影したソログラビアやプライベートも語るロングインタビュー、100問100答、撮影現場潜入リポなど、盛りだくさんの内容になっている。
今回は、お渡し会を終えた3人に、お渡し会の感想とオフィシャルファンブックの見どころなどを聞いた。
■伊藤優衣、水原ゆき、長谷川かすみの声が違うフロアまで響くほどの大盛り上がり
――お渡し会を終えての感想を教えてください
優衣 多くの方が今日を楽しみにしてくださったのが伝わる温かい会で、違うフロアまで声が響いていたくらい盛り上がってしまいましたが、それも含めて私たちらしいなと感じました。今まで応援してくださった方に私たちの歴史が詰まった1冊を顔を見てお届けできたのがうれしかったです。これからもファンの方に喜んでいただけるものを作っていけたらと思っています。
ゆき オフィシャルファンブックを出せたことだけでもうれしいのに、それをたくさんの方が手に取り「読むのが楽しみ」と言っていただき、感無量でした! 内容もぎっしり詰まっているので見所など直接お伝えできた事もうれしかったです。あと、文太くん含め4人揃って皆さんとお会い出来たのも夏のあざす会以来だったのでよかったです。なかなか皆んな揃ってオフ会もないので、来てくださった皆さんの反応もうれしかったですし、いの一番に文太くんに「“あざす”を作ってくれてありがとうございます」と言っていた方もいて、本当にコンテンツを愛してくれているんだと感じました。
かすみ 本当にみなさん愛にあふれていてめちゃくちゃ楽しかったです。先に本の内容を確認している方もいて、ここがよかったと直接教えてもらえたのはうれしかったです。これから読む皆さんには、感想を聞いてくのが楽しみです。そして私自身も驚きましたが、ページ数の多さに驚いている方も多くて。一気には読み切れないと思うので、お正月はこの本を読んで過ごしていただければと思います。
――完成した本を見ていかがでしたか?
優衣 感動しました。始まってまだ1年半とかですが、歴史を感じるというか。この1冊にこれまでのことが詰まっていると思うととても感慨深いです。
かすみ 厚みに驚きましたよね。夏からみっちりと、撮影やインタビューをしていただきましたが、まさかここまでの大容量になっているとは。
ゆき 本で持つと重みもあって。盛りだくさんすぎてどこから読めばいいのか悩んでしまう。見るところが多すぎですよ。
かすみ 私は最初からページを追っていったよ。いつもとは全然違う雰囲気の3ショットのグラビアを見てインタビューを読んで…。
ゆき いい意味ですが、様子がおかしいよね(笑)。本当に「あざす」では見せたことがない顔をしている(笑)。
優衣 でも本当に全ページかわいいし、面白いから、一回、どんな内容があるのかパッとめくって、全体を把握して気になったところから読むのがいいのかもしれない。じゃないと読み終えれないくらい量があるし(笑)。ファンの方たちがどうやって読んでいったのかも知りたいです。
かすみ ファンの方を含めて読書会をしても楽しいかも。そこが気になるんだ!みたいな、意外と私たちが気づかないポイントに興味があったりするかもしれないし。

■お姉さん役が一番多かったのは? ランキングで判明!
――皆さんが気になったページを教えてください
優衣 今までの動画のサムネイルがずらっと並んでいるアーカイブのページは圧巻だと思いました。どういうシチュエーションなのか、どういう役どころなのかもすぐに分かるので、こんな役をやったな~と最初の方を見てしみじみしたりしました。
ゆき 私たちも何回目があの動画とか覚えていないから、こうやって一覧にしてくださると、すごく分かりやすい。そしてすべての動画を並べて調べてくださったことにも感謝です。あと、面白いのがランキング。意外と役にばらつきがあったりして…。
かすみ 文太くんはきっとそれなりに均等にしていたんだろうけど、撮影中に「やっぱり同期よりここは先輩にしませんか?」と役が変わっていったりしてズレていたりしたのかな? ちなみに私は、お姉さん役が一番多かったです。自分的にはもっと同期が多いと思っていたのに意外でした。
ゆき 私は意外となんでもやっていた(笑)。でも納得だったのは優衣ちゃん。やっぱりかわいい後輩なんだよね。
優衣 かわいいを付けてくださってありがとうございます(笑)。
――それぞれが思い出の土地で撮影したソロページも充実していましたが、いかがでしたか?
優衣 すごくステキでした! 2人ともかわいくって、しっかり読み込みたいと思いました。
かすみ 2人の撮影した日は雨だったんだね。傘を持ってこんなにかわいく撮れるんだと驚いちゃった。傘使いの優衣、最高だったよ!
優衣 傘使い(笑)。当日は本当に雨で。どうなるかと思ったけど傘があって逆にいい感じのグラビアになったような気がする。
ゆき めちゃくちゃいいよ。傘を差して渋谷を歩いているシーンと、階段の下でウィンクしている写真がすごくかわいい。
優衣 ゆきさんの撮影中も雨だったんですか? 下北沢の街並みとちょっと沈んだ天気がすごくいい感じですよね。
ゆき 私、晴れ女なんで、撮影が始まるぞ!という瞬間に晴れていった(笑)。でも手には傘を持っていたので、ゴルフのスイングをしているけど。
かすみ 昔、よく通った劇場の跡地でゴルフをしているカットは本当にかわいかった。
ゆき 跡地で撮影するのがいいかなと思って行ったら、まさかのシュミレーションゴルフになっていて。ならちょっとスイングしておこうと。あれは衝撃的だったな。かすみちゃんの公園もすごく良かった。自然いっぱい。
かすみ 私はめちゃくちゃ晴れていて暑かった…。でも自然の中でリフレッシュできてすごく楽しかったです。
ゆき なんか3人ともいつもとはまた違う表情をしていて、すごく新鮮。見ていてこっちも笑顔になっちゃった。
――インタビューページや100問100答など、じっくり読み込みたいページも多いですね
かすみ 2人の100問100答はすぐに読んじゃった。ファンの方からの質問はリアルで面白かったです。こんなこと知りたいんだ?とか。みんなの答えも貴重だからじっくり読んで欲しいです。
優衣 インタビューもかなりしっかりとありますよね。こんなことを考えていたんだみたいなこともたくさん載っていて。
かすみ 私たちだけではなく文太くんが語っているのも貴重で好きなんだよね。それぞれのイメージとか、どうやって作っているのかがみんなに知ってもらえるのがうれしいというか。あと、文太くんがプライベートの私たちに対してどのように思っているのかが書かれていたので、「あっ、こう見えているんだ」と納得したりしなかったり…。
ゆき このページは文太くんの写真を含めて面白いからぜひ読んでもらいたいです。あと、優衣ちゃんの撮影に密着しているページも貴重じゃない?
優衣 撮影現場に密着してくださって、どう作られているのかだったり小物まで色んなものを撮影していただいたんですよ。
かすみ 面白いのが、「リアルを追求するために、一度ベッド寝て毛布をくしゃくしゃにしています」と写真付きであったんだけど、それを冷静に見ている優衣ちゃんの顔(笑)。
優衣 これは買って見て欲しいです。現場密着の写真の私、なんか笑えるので(笑)。それにしてもこのページは本当に「あざす」の裏側なんで、こうやって作られているんだと感じてもらえるとうれしいです。

■これからの「あざす。」への思いやアイデアがさく裂
――今後やってみたいことを教えてください
優衣 CMなどタテ型のショートドラマ以外でも、私たち3人一緒に出られたらうれしいです。あと今後、ショートムービーを始める人にとってのいい見本になれるといいな。
かすみ タテ画面だと3人は収まりにくいからそういうときは横画面でも面白いかも。いろんな「あざす」ができていけばいいなと思います。
ゆき 今回のようにSNS以外でも何かできると楽しいんでぜひやっていきたいです。ファンの方も参加できる、撮影体験会とか楽しそうな気がします。
――来年の目標を教えてください
ゆき 「あざす」を始めてから知ってくださる人がすごく増えたことで、結構自分の活動にもつながっていると感じることが多い1年でした。なので、来年も今まで以上に自分の活動も広げつつ、「あざす。」の活動も広げていきたいです。
優衣 私、来年が厄年なんです。今年、前厄で自分の中で結構いろんなことが起こったので、ちょっと気をつけたいなと思っています。人によっては前厄がピークになると聞いたこともあるので、そう願いつつ…。そして何よりも健康に気をつけたいです。健康でないとやりたいこともできないし、ファンの皆さんの前にも立てないし、「あざす」の活動を頑張るためにも健康を気をつける1年にしたいです。
かすみ プライベートな話だと、35歳までに47都道府県全県に行くという目標があるのですが、それがあと6県なので旅行したいと思っています。
優衣 それと「あざす」が関係づけられたら最高ですね。
かすみ いいアイデア! バスツアーとかどうなんだろう? 宮城県とか富山県にみんなで行くのは楽しそう。あと、さっきの優衣ちゃんの話ではないけど、そうやっていろんなところに行ったり楽しんだり仕事をしたりするのも健康でないといけないのでそこも気をつけつつ、元気に仕事も遊びも全力で前に進んでいきたいです!

取材・文=玉置晴子

