
ケンドーコバヤシと呂布カルマがMCを務め、全国のトップキャストと巷のアレコレを徹底討論する“激論バラエティ”「ケンドーコバヤシのキャベリバ内閣」(毎週火曜深夜1:35-2:05、TOKYO MX)。12月16日の放送回では、お笑い芸人・藤本敏史(FUJIWARA)をゲストに迎え、トップキャストたちのマナー力を試す「常識マナーチェック」を実施。普段大抵のことには動じないというケンコバが「めちゃくちゃビビりました」と動揺する一幕があった。
■人気キャバ嬢らが“名刺を受け取る時のマナー”を実践
全国のキャバクラから選出されたトップキャストたちが集結し、これまで見てきた男と女、そしてお金にまつわる議題を赤裸々に告白する同番組。12月16日の放送回では、大人として知っておかなければいけない“社会のマナー”をどれだけ分かるかテストする企画「日常で使える大人のマナーチェック」が開催された。
番組には、マナー講師として多くの著名人に大人のたしなみを教えてきたマナーコンサルタントの西出ひろ子先生が登場。さまざまなシチュエーションの中でトップキャストたちのマナー力をチェックし、「無礼者」か「合格」の札をあげてジャッジしていく。
マナーテストで「取引先の社長から名刺を受け取る時、何と言うのが正しい?」という問題が出題されると、UNJOUR東京・すずは「頂戴いたします」、UNJOUR東京・春川みみは「恐縮です」と回答。いずれも丁寧な挨拶だったものの、西出先生からは“惜しい”判定を受ける。
そんな中、azian club・愛音なぎさは「多分正解」と言って自信満々に立ち上がり、「いいんですか私なんかに?紙もったいなくないですか?」と過剰なまでにへりくだった態度を見せる。その結果、愛音には“無礼者”の札があがり、ケンコバら男性陣からも「不正解に決まっとるやろ!」「ええ加減にせえよ!」などと総ツッコミを受けることに。
結局、同シチュエーションでは「恐縮です。頂戴いたします」という、すずと春川の回答を合体させた言葉が正解として発表された。
■西出先生の強烈キャラが炸裂、ケンコバ「ホラーマンガやん!」
続いてのマナー講座は実技テスト。テーマは「葬式のお焼香」だ。まず挑戦したのは、「たぶん正解しちゃいます」と豪語するCity Groupの貴咲モエカ。終始スマートで丁寧なお焼香を見せたが、結果は惜しくも“無礼者”判定に。その後複数のキャストが挑戦するも、誰も正解にたどり着けず、見かねた藤本が挑戦する。
しかし、藤本はいきなり抹香を食べて両手を合わせ、「ごちそうさまです」と言うギャグを披露。あまりにも不謹慎なボケに周囲も戸惑っていると、藤本は慌てて弁明を始める。どうやら、タレントのオスマン・サンコンが初めて日本の葬式に参列した時に間違えてとった行動をマネしたそうだが、西出先生は「サンコンさんがやる分にはOK」としたうえで、藤本には冷ややかな目を向けるのだった。
その後すべてのテストが終了し、西出先生は“一番の無礼者”を発表する。その際、突如大声で「藤本さん!」と叫んだため、大抵のことでは動じないケンコバも思わず体をびくつかせ「めちゃくちゃビビりました」とコメント。鋭い眼光の西出先生に「ホラーマンガやん!」とツッコミを入れ、スタジオを沸かせた。
ちなみに“一番の無礼者”に選ばれた藤本は、前日お風呂に入っていないスタッフの頭皮にキスをするという罰ゲームを受けることに。そして嫌々罰ゲームを実行した藤本に、西出先生は若干もたつきながら“合格”の札をあげ、「お笑いマナーとしては…合格よ~!」と賛辞を贈る。マナー講師とは思えないほどユニークなキャラに、ケンコバも腹を抱えて笑っていた。
このように、笑いどころ満載で進行した「常識マナーチェック」。特に、ゲスト出演した藤本と西出先生は場を大いに盛り上げていた。また同企画では、ちょっとずれたマナーを披露するトップキャストたちの姿も見どころとなっている。
次回、12月23日(火)の放送回では、トップキャストたちの限界を探る企画「NGの境界線」を実施。“先月の給料”や“口説かれた有名人”など、キャストたちが大胆な暴露を連発していく。

