ブロガーのpekoさんの漫画がインスタグラムで8500以上の「いいね」を集めて話題となっています。
フランスのパリの人気カフェを訪れた夫婦。混雑する店内で、夫が注文しながら店員さんに労いの言葉を掛けました。すると会計のときに…という内容で、読者からは「思っていてもなかなかできないことですよね」「旦那さん、すてき!」「私も実践したい」などの声が上がっています。

感じのよい夫について描いた漫画のカット(pekoさん提供)
混雑する店内で交わした、ほんの短いやり取り
pekoさんは、インスタグラムやブログ「私と夫のゆるログ ゆるゆる忘備録」などで作品を発表しています。pekoさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
pekoさん「夫とパリのカフェに行ったとき、混雑している店内で、夫が注文しながら店員さんを労う言葉を掛けていました。すると会計時にその店員さんが、『あなたが優しいので僕の気持ち』と、恐らく自分用に取っておいた形の悪いパンを裏から取ってきておまけしてくれました。夫の優しさと、その優しさを素早く受け取って返してくれた店員さんがすてきだと思い、描きました」
Q.このような旦那さまの行動を、どのように感じていますか。
pekoさん「普段の会話にただ少し労いの言葉を足しているだけなのですが、これはなかなかできることではないです。すごいなと思います」
Q.他にも、旦那さまの「感じのよさ」を感じたシーンはありますか。
pekoさん「お祭りの出店など、混み合っているお店の店員さんには、特によく声を掛けています。夫いわく『1日中多くの人を相手にして疲れるだろうから、たまに労われたらうれしいのでは』とのことです」
Q.pekoさんに対しても、旦那さまは優しいですか。
pekoさん「私にも優しいです。現在、私は失業中でずっと家にいるのですが、夫は仕事から帰ると『掃除したの? すごいきれい。ありがとう』や『洗い物もいつもありがとう』などと労いの言葉を掛けてくれます」
Q.この作品を旦那さまはご覧になりましたか。
pekoさん「夫は私の絵日記を掲載前に全て見てくれています。『こないだのことだね、ブログに載せていいよ』といった感じでした。意識的に声を掛けるようにしているらしいですが、義両親が同じようなことをするので、自然とできるようです」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
pekoさん「『私もサンパ(サンパティック=感じがいいというフランス語)な人、目指します!』という声がたくさんありました。私も夫がすてきだなと思って絵日記を描いたのですが、まさかこんなに大きな反響があるとは思っていませんでした」
