私には年子の娘と息子がいます。年齢が近いので、普段着や季節物の水着、靴なども、ほぼ同じタイミングでわずかなサイズ違いのものを用意することになります。なおかつ、上が女の子、下が男の子ということもあって、お下がりにすることは特に意識せず、それぞれの服を選んできました。
しかし、娘の好みが変わってきたころ、知り合いのママからかけられた言葉に、どうにも拭いきれないモヤモヤを感じてしまったのです。
好みがはっきり分かれていた二人
年子の姉弟は、身長差こそありますが、どちらも細身で似たような体型です。それでも、服の好みはまったく違っていました。娘は紫や赤といった女の子らしいデザインを好み、息子はいかにも男の子向けというようなデザインが大好き。
私はそれぞれのこだわりを尊重して、服や靴を買い分けてきました。「もし同性のきょうだいだったら、お下がりができて家計も助かったかな」と頭をよぎることもありましたが、本人の気持ちを差し置いてまで、お下がりを前提に選ぶようなことはしなかったのです。
「かっこいい女子」へ。娘の好みが変化
そんな娘も、小学生に上がったころから「かっこいいデザイン」を好むようになりました。選ぶ色は青や黒になり、服装も動きやすさを重視したボーイッシュなスタイルに。
長かった髪もバッサリと切り、すっかり「かっこいい女子」へと変わっていきました。今のスタイルもよく似合っているし、自分の「好き」を追求する時期なのだろうなと、私は娘の変化を肯定的に見守っていました。

