
timelesz・橋本将生が主演を務めるドラマ24「ひと夏の共犯者」(毎週金曜深夜0:12-0:42ほか、テレ東系ほか/TVer・Leminoにて配信)の最終回が12月19日に放送。巧巳(橋本)と眞希(恒松祐里)が最後の一夜を過ごしたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「ひと夏の共犯者」とは
本作は、「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」(2025年)、「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」(2025年)に続く、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナルWEB漫画が原作。
橋本演じる大学生の主人公・岩井巧巳が、推しのアイドル・AMELの片桐澪と夢のような同居生活を送る中で、彼女の中にはもう一つの人格がいることに気が付くも、裏の顔に引かれるようになり、彼女のために全てを捧げ“共犯”となる道を選ぶ。「最愛の推し」を守るため、自分の手を汚しながらも落ちていく男の逃避ラブサスペンス。橋本は、本作が連続ドラマ初出演にして初主演となる。
巧巳の推しのアイドルグループ・AMELのメンバーであるMIOこと片桐澪と、もう一つの人格“眞希”を恒松、AMELの他のメンバー・天瀬愛衣那を永瀬莉子、瑠奈を秋澤美月、エマを上原あまねが演じる。
また、巧巳の幼なじみ・千種モナに石川瑠華、巧巳の友人・水川翔太に丈太郎、警視庁捜査一課の刑事・塔堂雅也に萩原聖人、警視庁捜査一課所属の若手刑事・三宅圭吾に柾木玲弥、人気アーティストで澪の恋人・新庄海斗に浅野竣哉が扮(ふん)する。
■巧巳は澪と眞希の故郷に眞希を連れて行く
「生まれ育った町の海を見たい」という眞希の願いを叶えるため、彼女を思い出の地まで連れてきた巧巳。奇麗な青い海と昔の楽しかった家族の思い出を重ね合わせうれしそうな眞希は、子どもの頃に母親からカキ氷を買ってもらっていたという店(今は営業していない)の中に入り込む。巧巳は「ダメですよ、勝手に」とは言ったものの、楽しそうな眞希につられて一緒にお店の中へ。
少し休んだあと、巧巳は買い出しに行き、一人になった眞希の前に刑事の塔堂が現れる。眞希は「私は誰も殺してない。私が澪からずっとその記憶を消してた」と話すが、塔堂は「君と片桐澪には真実を話してほしい。一緒に行こう」と、眞希を連れて行こうとする。
ところが眞希は「一晩だけ時間がほしい。澪と話がしたい」と懇願し、塔堂は「明日の朝、ここに迎えに来る」と言って去っていくのだった。
■巧巳と眞希が最後の一夜を過ごしたシーンに「美しすぎる…」の声
眞希が「私は澪に幸せになってほしい。そう思って生きてきた。それが私の役目だったから。だからずっとつらい記憶を引き受けてきた。だけど…本当は…澪がずっとうらやましかった。あなたは私が生きられない世界を生きている。その世界にはあなたを思う人がたくさんいる。それは澪が必死に生きてきたからだよ」と、澪に心の中で話かけると、澪は「でも私は人を殺してて…」と泣き始める。
そんな澪に「全部抱えて生きていくの。私はもう澪の逃げ場所にはならない」と伝えた眞希は、澪に「ありがとう。(巧巳のところへ)行って」と言われて巧巳の元へと戻る。
夜になり、キャンドルの灯りが揺れる中、酒を飲みながらレコードをかけてダンスをする巧巳と眞希。ライブで巧巳が自分を見つけてくれたことを「うれしかった」と話す眞希に、巧巳も「僕も、あの時…あなたが出てきてくれたから、あなたと出会えたから…」と返し、眞希を愛おしそうに見つめる。そして二人は強く抱き合い、朝まで一緒に過ごすのだった。
巧巳と眞希が最後の一夜を過ごしたシーンに「美しすぎる…」「巧巳がメロい、急にメロい」「絵になるなぁ」「逃避行中とは思えないおしゃれナイト」「綺麗だねぇ」「二人のステキな時間が…」「眞希さんもキラキラした世界憧れてたんだよね」「そんな優しい眼差しで見つめられたら、私なら倒れる」「こんなん告白じゃん、苦しい」「え!?朝チュン!?!?」「巧巳の一生忘れられない人になってしまう」などの声が多く上がり、「ドラマひと夏」がX(旧Twitter)のトレンド4位にランクインしていた。
このあと眞希は寝ている巧巳に「さようなら」と言って塔堂と警察へ。巧巳と眞希の恋は切ない形で終わったが、ラストシーンまで美しい演出と物語が徹底して描かれ、“ひと夏ファン”大満足の最終回となった。また、次週放送される予定の「巧巳の過去とこれからを描いたオリジナルエピソード」特別編も楽しみだ。
◆文=奥村百恵

