「心筋梗塞後の寿命」についてよくある質問
ここまで心筋梗塞後の寿命などを紹介しました。ここでは「心筋梗塞後の寿命」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
心筋梗塞の10年生存率はどれくらいでしょうか?
佐藤 浩樹 医師
患者さんの重症度や合併症の有無によって異なるため、一概に回答はできません。ある報告では、心筋梗塞後10年での累積死亡率は46.8%と報告されています。つまり、10年後にも約半数の方は生存していたということになります。
心筋梗塞のカテーテル治療後の生存率はどれくらいでしょうか?
佐藤 浩樹 医師
心筋梗塞の重症度によって違いがあり、統一的な回答はできません。一方で、カテーテル治療施行後の3年生存率は約89.6% であり、治療成績は良好であるという報告もあります。
編集部まとめ
急性心筋梗塞は、心臓を栄養する冠動脈が突然つまる病気です。結果、心臓の筋肉が壊死を起こし動かなくなるため、命に関わることも多々あります。発症から治療までの時間が短いほど心臓の筋肉のダメージが少なくなり、予後が良くなります。心筋梗塞を疑う兆候を認めた場合は、できるだけ速やかに医療機関を受診してください。

