視線を通す
2つ目のポイントは「視線を通す」こと。ダイニングとリビングの仕切り戸を取り払うことで、部屋の奥まで視線が抜け、空間をより広く感じられるようになっています。ダイニングセットは壁際に寄せてリビングへの動線を広く取り、リビングの窓はカーテンをブラインドに変えることでよりスッキリした印象に。
リビングは座って過ごす時間が長いため、目線の高さより上は、視線が抜けるようにしています。圧迫感を出さないよう、リビングには大きな収納家具は置かずに視線の抜けを優先。抜け感の出るガラス素材のフラワーベースも装飾に取り入れています。
片付けが苦手な人へのおすすめのテクニック
3つ目のポイントはアイコニックなものを1つ取り入れて、一気にまとめるというテクニック。アフターでは、リビングの壁に70×100センチの大きなアートを飾っています。小さなものを複数並べると分割された印象になりますが、大きなアートで視線を1カ所に集めることでまとまって見えるといいます。同様にダイニングには視線を引きつける球形の照明「バブルランプ」を吊り下げています。
また収納力をアップさせるため、寝室の壁面にキャビネット収納を配置。その後ろに、外したリビングとダイニングの仕切り戸を隠しています。玄関近くにはキャビネットを置いて、あふれていた靴を収納しました。色は空間に開放感を与える白をチョイスしています。
また、大場さんは片付けが苦手な人へのおすすめのテクニックとして、ダイニングに「トローリー」を置くことを勧めています。テーブルに置きっぱなしにしがちな細かな生活用品をカゴやシェーカーボックスに入れてトローリーに置くことで、モノを手軽にしまえて片付けのハードルが下がります。

