雰囲気の統一感を出す
2つ目の悩みは「持ち寄った家具を使っているので世界観がばらついている」問題。岡野さんはスチールなどの素材を使った家具、彼は明るめのブラウンの家具が多く、混ざると落ち着かない印象になっていたといいます。
大場さんは、家具のテイストが混ざる場合はまず理想のイメージを言語化して明確にすることを勧めています。岡野さんの理想の部屋のイメージ写真には「名作のアイテムがある」 「家具の色はヴィンテージレッド」 「白い壁とグレーの床」 「ヴィンテージの中にモダンな雰囲気が混ざっている」という共通項があり、それに沿った家具やアイテムを選んでいます。
部屋にモダンな要素を入れるためにダイニングの床にはグレーのタイルを敷き詰めて雰囲気を変え、家具はヴィンテージレッドカラーに絞ります。手持ちのダイニングテーブルとテレビボードは残しながら、色が異なる収納家具はなくして、テーブルライトやアートフレームなどもヴィンテージレッドで統一感を持たせています。これによりテイストが合っていなかったリビングとダイニングに統一感が出ました。特定の要素を部屋の中で繰り返すことによって、まとまりが生まれる「レピレーション」というテクニックです。
さらに「スッキリ」という理想イメージをかなえるため、重さと軽さのバランスを整えて仕上げます。ヴィンテージレッドの家具はどっしりとしていて重たくなるため、面積の大きなものは白を取り入れ、装飾や照明はガラスや白など抜け感のあるものを選択。ダイニングは床のグレー、シェルフの白でスッキリさせた空間をヴィンテージレッドのテーブルで引き締めています。リビングも同じように、白の入った北欧風の雰囲気のアートを飾り、ソファのクッションも白系で統一しています。
「我が家もやってほしい」
モノが溢れていた部屋がすっきりと洗練された雰囲気に見事に変身。専門家のテクニックに「素敵なお部屋になりましたね」「さすがプロ!と唸りながら見入ってしまいました!」「我が家もやってほしい」などのコメントが寄せられました。
Re:CENOはYouTubeで「インテリア講座」などを展開しているほか、InstagramやTikTokなどでもためになるインテリア情報を発信中。また、インテリアのセオリーなどを掲載した書籍『ナチュラルヴィンテージで作る センスのいらないインテリア』も販売されています。12月26日には2冊目となるインテリアの教科書『ふつうのお家を、美しく。』が発売予定となっています。
動画提供:Re:CENO

