3.定期的な健康チェック
動物病院には病気の時にしか行かないという家庭もありますが、病気になることを未然に防ぐためには、やはり定期的な健康チェックは欠かせません。
健康そうに見えても体内のことは猫にも飼い主にもわかりません。できれば年1回以上(7歳以上のシニアは半年に1回以上)の健康診断を受けるようにしましょう。ワクチン接種は年に1度なので、そのときに検査を受けるとよいかもしれません。
もちろん、食欲や排泄、活動の変化などに気づけるように、日頃からよく観察しておくことも重要です。
4.ストレスを減らす住環境づくり
一概にストレスと言っても、毎日一緒に生活していると何が猫のストレスになっているのかは、飼い主にはあまりわからないものですが、最低限、猫の基本的な習性に合わせていれば猫は満足してくれるものです。
部屋の高い場所に行くと猫はよい気分になります。トイレはいつも清潔にしてください。爪研ぎは家の至るところでやりたがります。日中は静かに休める場所が必要です。
一見、これらをすべてやろうとすると、猫がものすごくわがままに思えるかもしれませんが、いずれも一度やれば済むものばかりで、猫のストレスを大きく減らせる環境づくりです。

