
King & Princeの7枚目となるアルバム「STARRING」の発売を記念したイベント「STARRING」プレミアナイトが12月20日に東京都内にて開催。幕が開き、永瀬廉と高橋海人がドレッシーなスーツ姿でレッドカーペットに登場すると大歓声が沸き起こった。
■King & Prince 7thアルバム「STARRING」
12月24日(水)に発売されるアルバムのテーマは“映画”。永瀬と高橋が一からコンセプトを考え、11曲の楽曲を架空の映画館で上映される映画の主題歌に見立て、“本当にある映画”のようなクオリティーとバリエーションでポスター・特報を完全オリジナルで制作。壮大な規模感と世界観にあふれた本作は、発売前からSNSでも話題を集めている。2026年には本アルバムを引っ提げた4大ドームツアーや、作品の世界観を味わえるPOP-UP STORE 2026 “STARRING"の開催が予定されている。
■永瀬廉「本当に大事な方たちとレッドカーペットを歩けてうれしい」
東京・新宿の特設会場に敷かれたレッドカーペット。集まったファンの熱気でイベント前から楽しい空気が伝わる会場内。そして霧雨が降る中、それすら演出かのように永瀬廉と高橋海人が登場すると、会場からは大歓声が。二人は颯爽と階段を降りると、ファンに向けて手を振りながら笑顔で足を進める。その先にある円形の舞台に上がると、ひと際大きな歓声が。そして「皆さま、改めましてこんばんは、King & Princeです!」と永瀬があいさつし、トークがスタート。
まず映画イベントさながらのレッドカーペットを歩いた気持ちについて聞かれると、「まさか一週間で2回レッドカーペットを歩くことになるとはと(笑)。『ラストマン』のイベントでも歩かせていただいて」と永瀬。そして「その時は、福山(雅治)さんや大泉(洋)さんと、そして今回は海人と。本当に大事な方たちとレッドカーペットを歩けることがすごくうれしいです。ファンの皆さまにも囲まれて、また違うレッドカーペットなのでちょっと興奮気味の歩き方になりましたけれども、最後までよろしくお願いします」と喜びを噛みしめた。
高橋は、「僕も今年一度レッドカーペットを歩かせていただいたのですが、やはりティアラ(ファンの呼称)のみんなに囲まれると全然違うなと。みんなの笑顔を見るとすごく安心するなと感じて、しあわせなレッドカーペットでした」と笑顔がはじけた。

■永瀬廉「こんなにもライブでやるのが楽しみになることは滅多にない」
屋外の会場に集まったファンに向け、「寒くないですか」「大丈夫ですか」と永瀬と高橋が声を掛ける一幕も。「大丈夫ー!」との声が返ってくると、「ペンギンみたいに密集してるもんね。みんなで集まったら寒くないね」と高橋らしい言葉が飛び出す。永瀬は「みんなより俺らの方が多分寒いよな。コート着ないんや、って思ったよね(笑)」と明かし、「ももひき履いてくればよかった」との発言には高橋から「やめなさい(笑)。合わないから、“ももひき”ってワードが」とツッコみが。
そしてアルバムの表題曲「Theater」がSNS総再生回数1億回を超えたことについて聞かれると、高橋は「1億って本当にすごいです。その反響は僕たちにもしっかり届いていて、出会う方がみんなこう(Theaterでの振り)やってくださって。普段、届いていない層の方々にも届いているという感覚があります」とその反響の大きさを実感しているとコメント。永瀬も「普段King & Princeの音楽を聞いたことがないよという人たちにも、届いているという感覚がすごいあるよな」と高橋と頷き合った。
さらに、今作の中で“一押し”を聞かれると、永瀬は、「本当にすてきなたくさんのアーティストの皆さまに楽曲をかいていただきました。その中で一曲ですよね…」としばらく考え、「やっぱり『希望の丘』ですね」と50TAが楽曲提供をして話題となった曲名を挙げ、高橋も笑顔に。「1月にライブもスタートしますが、こんなにもライブでやるのが楽しみになることは滅多にないくらい」という永瀬に、高橋が「まだやるか分かりませんけどね(笑)」とツッコみ。その後も、「まだね、そうね。さすがですよ彼は(笑)」「あははは!」「やるか分からんけれども」「でも、ほぼほぼやるよね」と楽しげに語り合い、「(『希望の丘』の)コール&レスポンスもこういうふうにやるんだよ、と少し知ってもらえたと思うので、それが一番楽しみですね」とファンの前での初披露を心待ちにした様子だった。
高橋は「好きな曲が多すぎて迷うんですよね。自分のことになってしまうんですが、『this time』という曲を歌詞も書いて自分で作り上げました。ソロ曲を自分でプロデュースして出すということが初めてだったので、皆さんにいいほうに届き、楽しんでくれたらいいなとすごく思います」と期待をにじませた。
■高橋海人「すごく充実した一年でした」
2026年1月からスタートする4大ドームツアーの見どころについて聞かれた二人は、同時に言葉を発していまい、同時にストップ。永瀬が「あ、どうぞ」と高橋に促すと、高橋も「どうぞどうぞ」と応答。少しの間と同時に、お互いが手を差し出し譲り合うほほ笑ましい場面も。そして高橋が、「今までで一番世界観の濃いアルバムを引っ提げるライブになっているので、ライブの世界観もこのアルバムの地続きで楽しんでいただけるのかなということと、演出を含めてみんなを絶対に飽きさせないライブをするので、とてつもないものが登場してきたりと、あまり言えませんが楽しんでいただけるようなものになっているかなと思います」と語り、永瀬も「ドームはやはり大きいので、ドームならではの演出があります。今回初めて制御型のペンライトを取り入れさせていただいたので、より一曲一曲丁寧に演出していくつもりですので、期待していただけたらと思います」と意欲を見せた。
さらに、充実の2025年を振り返り、「King & Princeの楽曲の幅の広さや、イベント、さらにドームツアーをやらせていただいたり、曲も一つ一つ本当に丁寧に作って出させていただいて。ファンの方にも喜んでもらえたかなと節々から感じていますし、そういう意味でも安心できる一年でした。来年はもっと今年以上のことをしていかないとなと、改めて身が引き締まるような思いにもなっています」と永瀬。高橋は「King & PrinceがKing & Princeできた年だったなと。自分たちの色をたくさん探して、たくさん見つめて、たくさん皆さんに見ていただけて。そして裏では廉とたくさん話して。ファミリーとの絆が強まった年でもありましたし、新しいKing & Princeをたくさん見ていただけて、すごく充実した一年でした」と達成感に満ちた表情を見せた。
■高橋海人「僕たちの料理を平らげる気持ちで」
そして最後に、二人から本作への意気込みが語られ、「我々史上、一番の超大作となりましたアルバム『STARRING』がクリスマスイブに出ます!一つ残らず皆さんに楽しんでいただけるような工夫だったり、もちろん楽曲も一曲一曲素晴らしいものになっておりますので、余すことなく『STARRING』という作品を愛していただければと思います。お楽しみに」と永瀬。高橋は「一年間かけてじっくり煮込んで料理してきたアルバムが発売になります。今までで一番と言っていいほど、自分たちもたくさん動きましたし、時間もかけて、皆さんに届けたい気持ちでやってきました。ここからは皆さんの作品になります。なので、僕たちの料理を平らげる気持ちでおいしく召し上がっていただけたらうれしいなと思います」と笑顔でアピールし、締めくくった。
※高橋海人の「高」ははしごだかが正式表記

