【要注意】「夫が高収入」もリスク要因? 教育虐待に走りやすい中学受験家庭の特徴

自ら伸びる力を育てる学習塾「伸学会」代表の菊池洋匡先生がおくる連載記事。「親子で楽しく試行錯誤することで、子供が伸びる」ということを、中学受験を目指す保護者さんにお伝えします。

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「子どものため」の行き過ぎに注意

こんにちは。中学受験専門塾 伸学会代表の菊池です。

今年も残りわずかとなり、寒さも本格的になってきました。

体が冷えると免疫力も下がります。

風邪をひきやすくなりますので、受験生親子は体調管理にも気を付けていきましょう。

さて、今回の記事は、前回から引き続いて教育虐待について取り上げていきたいと思います。

我が子のためを思ってしている教育が、ついつい行き過ぎてしまうことがあるのが子育ての怖いところです。

「我が子のため」という大義名分が、より過酷な虐待に繋がっていく原因となってしまうこともあるのは前回お伝えした通りです。

果たしてどうすれば教育虐待を避けられるのでしょうか?

今回は教育虐待をしてしまいがちな親の背景と、気を付けるべきことについてお話ししていこうと思います。

教育虐待に陥りやすい親の特徴は?

虐待が良くないということは誰でも知っているはずです。

教育虐待をしている親も、そのことはわかっています。

それなのに、なぜ教育虐待に陥ってしまうのでしょうか?

その理由は、親が置かれている環境や親の育ってきた環境にある場合が多いです。

いくつか例を挙げてみましょう。

配信元: マイナビ子育て

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