東京メトロ銀座線・神田駅のプラットホームに設置されている「ガラスケースで守られた鉄の柱」が、X(旧Twitter)で1200万回以上表示されるなど大きな注目を集めています。古い柱のようですが……それにしても、なぜ?
古い柱を守ってる……?
話題のきっかけは、Xユーザーのふもさん(@fumokmm)による投稿。「なんでこんな鉄骨注(※後に鉄骨柱と訂正)がガラスケースで守られてるの?」とのコメントとともに、神田駅のコンコースにあるふしぎな柱の写真をポストしました。
写真を見ると、古い鉄製の柱が立派なガラスケースで囲われています。中がよく見えるようにライティングまでされているため、建物の構造上必要という目的のものでもなさそうです。とはいえ、どこかノスタルジックな魅力があります。
この柱、実は歴史的遺構
実は、この柱は歴史的遺構で、鉄鋼框(てっこうかまち)と呼ばれるものです。銀座線の浅草~上野間は、昭和2年(1927年)に東洋初の地下鉄として開通。その後、昭和9年(1934年)にかけて新橋駅まで全通しました。この区間にはH型鋼を大量に使用した鉄鋼框構造など、貴重な土木構造物が多く存在するとして、平成20年(2008年)には「選奨土木遺産」に認定されています。

