新聞社・放送局の用語整理の考え方
新聞社や放送局では、一般的に次のような考え方で言葉が使われることが多いとされています。
基本語は report(リポート/レポート)
省略語は、
✔ 会話・放送 → 使用されやすい
✔ 記事・原稿 → できるだけ正式語を使う
そのため、
●耳で聞く言葉(番組・会話) → 食リポ
●文字で読む言葉(記事・説明) → 食レポ
という“役割分担”が自然に生まれています。
なぜ「Google検索」では食リポが多いの?
Googleで「食リポ」「食レポ」と検索すると、話し言葉として使われる「食リポ」の例が多く表示されることがあります。理由はシンプルで、
●テレビ・YouTube・SNSなど話し言葉ベースの表現が大量に使われている
Googleの検索結果は、言葉の正誤や正式性そのものではなく、使われ方や使用頻度が反映される傾向があります。
つまり、検索結果が多い=言語的に正しい、とは限りません。
これは「エゴサ」「サブスク」「バズる」などと同じ現象です。
