テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。12月14日の放送では、「オトナだけの夜」企画が開催された。先輩メンバーとなった面々がどのような休日を過ごしているのか、立ち振る舞いがどれだけ“オトナ”なのかを徹底解剖する。
■後輩メンバーを迎えた先輩メンバーたちの“オトナ”ぶり
今回の企画は「オトナだけの夜」。5期生も加入して先輩としての振る舞いが求められる先輩メンバーたちが自分の“オトナ”な一面をアピールし、それが本当に“オトナ”なのかを見定めるという企画だ。なお5期生はスタジオにいなかったのだが、これに番組MCのオードリー・春日俊彰は「現場行っても5期生がいねえんだと思うと…」とポツリ。するとすかさず清水理央から「5期生だけと番組やれば良いじゃないですか!!」と怒りの鋭いツッコミが。ワチャワチャしつつも、企画がスタートする。
最初の企画は「奇跡の1枚！オトナ写真館」前半戦。日向坂46の先輩たる者“オトナ”な一面を持っていて当たり前ということで、「私“オトナ”でしょ！」という写真を募集し、それを皆で確認しようという企画だ。
たとえば小坂菜緒が披露した「休日のわたし」という1枚は、あたかも一緒に食事をしている感が味わえるカット。そうしたさまざまな“オトナ”な写真が公開されるなか、おふざけな写真から“ガチ”な写真までバリエーション豊かな写真が飛び出した。
なお、金村美玖からは「これって後半戦無くすことってできないんですか？」という突然の質問が。「お腹いっぱいかなって」と語る金村だったが、残念ながらじっくりと後半戦も開催。次回の放送でしっかりと公開されるとのことだ。
■さまざまな“オトナ”が現れるなか、“師匠”も登場
次の企画は「これが私のオトナな休日」。“オトナ”は休日も“オトナ”な振る舞いをして当たり前ということで、普段からおこなっている“オトナ”な休日の過ごし方をスケジュールにして発表していく企画だ。なお、スケジュールの一部はメンバーが回答する方式となっている。
上村ひなののスケジュールは7時に太陽の光で目覚め、前日深夜に思いついたという札幌弾丸旅行へ昼から出発。到着後は空港でアイスクリームを堪能したりと、メンバーの回答でアクティブすぎるスケジュールがどんどん明らかになっていく。
上村は寿司屋で4皿しか食べなかったことも明かし、「食が細い、それも“オトナ”です」と笑顔に。北海道の魅力を堪能するべく連泊することを決めると、翌日には札幌時計台へ向かう。あいにくの曇り空で景色は見えなかったが、「それも良い人生経験だ」と楽しむ“オトナ”ぶりを魅せつけた。
番組の最後には年長組である松田好花と平岡海月のスケジュールが公開。平岡は起床後は優雅にブランチを満喫し、昼は学生の恋愛リアリティショーを鑑賞したという。穏やかな気持ちになったところで、薄いメイクを施して外出。力を入れないところが“オトナ”だと解説しつつ、まったりした時間を小西夏菜実とイタリアンの店で過ごした。なお帰宅後は“リラックスタイム”を設けており、読書で休日を終えるのだとか。
そんな平岡に「まだまだ平岡は子どもですね」と切り出したのが松田。「“オトナ”というものはこうです」と掲げたプラカードには、メニュー表のように「朝 白湯・蒸籠蒸し」「昼 ピラティス・カフェで読書」など簡潔な文字が躍っている。
起床後は白湯や蒸籠蒸しで体を温め、昼はピラティスとカフェでの読書。夜は麻辣湯に極薬膳をトッピングして体のケア、さらに寝る前には白湯とお香で睡眠導入する…という“オトナ”すぎるスケジュールに、番組MC・若林正恭からは「師匠じゃない!?これ」とツッコミが入るのだった。
■それぞれの“オトナ”像が見える良企画
今回の放送では、「オトナだけの夜」が放送された。それぞれが“オトナ”だと思うものを紹介していく本企画は、後輩メンバーが加入した後だからこその盛り上がりを見せる。それぞれの“オトナ像”が垣間見えるユニークな企画だ。
中でも特に“オトナ”だったのは、若林の言うように“師匠”のようなスケジュールを見せてくれた最年長・松田だろう。代謝の向上を目的にしつつ、しっかりとピラティスやカフェなどでリフレッシュしているようすを見せてくれていた。テロップでは「質素」とイジられていたが、「足るを知る」という意味でたしかに年齢とはかけ離れた落ち着きっぷりと言える。
次回予告のテロップは「オトナだけの夜 後半戦」「オトナエピソードに一同騒然！」と表示が。後半も盛り上がっているようすの映像が公開され、次回も先輩メンバーたちの“オトナ”ぶりを目にすることができそうだ。
