AIを活用した診療支援の導入も
さらに東京駒込皮膚科クリニックでは、12月時点では準備段階も含むがAIなどの新しい技術を、診療の質の向上や待ち時間の短縮につなげていく考えだ。
まずは、受付・Web問診・保険証登録・クレジット決済までを一つで行えるシステム「デジスマ」を導入し、来院前の問診や会計のキャッシュレス化などを進めている。
電子カルテと診療報酬請求を一体で管理できるクラウドシステム「M3デジカル」も使い、カルテの記録や情報共有を効率化。これにより、紙の問診票への記入や、診察後の会計待ちの負担をできるだけ減らし、「短い時間でもしっかり相談できた」と感じていただける診療体験を目指していく。
今後は、画像診断の補助などAIを活用した診療支援の導入も検討していくとのことだ。
毎週水曜日は「デュピクセントの日」
そのほか、東京駒込皮膚科クリニックは、毎週水曜日を「デュピクセントの日」と設定。この日は、デュピクセント(アトピー性皮膚炎などの治療に用いる注射薬)を使った治療が集中的に行われる。
水曜日に設定されているのは、注射の間隔(2週間ごと・4週間ごとなど)を管理しやすくし、待ち時間を短くするため。初めての人も継続中の人も安心して治療を受けられるよう、専用スタッフが対応してくれる。希望の人は事前に予約を、診察内容や注射のスケジュールについて不安がある人は、気軽に相談してみては。
