要介護認定調査を受けるうえでのポイント

要介護認定調査を受ける前に用意するべきものはありますか?
要介護認定調査は、1時間程度の短い時間で行われる調査です。短い時間のなかでこれまでのことを思い出しながら伝えようとすると、どうしても時間が不足してしまい、伝えたいことが伝えられなかったという状態になりやすいため、伝えたいことはあらかじめメモなどに残して準備しておくとよいでしょう。
特に、介護するうえでトラブルがあった場面など、重要なエピソードを伝えられるようにすると、調査員により特記事項として調査票に記入され、判断要素として役立ちます。
事実と異なる申告をするとどうなりますか?
認定調査において事実と異なる虚偽の申告を行った場合、適切な認定を受けることができないなどのトラブルにつながる可能性があります。また、要介護度を高くしようと嘘を伝えていることなどが発覚した場合は、認定を受けられなかったり、再調査が必要となって要介護認定が決定されるまでの期間が長引くことも考えられます。
仮に虚偽の回答がばれず、要介護度が不相応に高い結果となった場合、過剰な支援により自力での活動が減少し、能力の衰えが進みやすくなるといったデメリットもありますので、認定調査には正しく回答するようにしましょう。
要介護認定調査の結果に納得できない場合の対応を教えてください
認定調査の結果、想定していた要介護度ではないなど、結果に納得できない場合には、介護認定のやり直しを請求することができます。
なお、介護認定のやり直しには審査請求と区分変更の2種類がありますが、再審査という点ではどちらも同じであり、審査請求には長い時間が必要になる可能性が高いことから、多くの場合は区分変更での申請が行われます。
区分変更は被介護者の心身状態などに変化が合った際に、適切な区分に変更するように請求するもので、認定調査や要介護度の決定までの流れは通常の流れと同じです。
注意点として、認定調査をやり直ししたからといって望む結果になるとは限らず、場合によっては希望と真逆の結果になる可能性もあります。
結果に納得できないというトラブルにつながらないよう、事前にしっかりと準備を行い、できる限り正しく介護の状況を伝えられるようにしましょう。
編集部まとめ

介護保険サービスを利用する際には、要介護度を判定するための認定調査が行われます。
認定調査は基本的に全国一律の内容なので、事前に回答するための準備を整え、しっかりと介護の状況や困っていることなどについて認定調査員に伝えられるようにしておきましょう。
参考文献
介護認定調査における認定調査票
要介護認定調査 – 埼玉県
サービス利用までの流れ | 介護保険の解説 | 介護事業所・生活関連情報検索「介護サービス情報公表システム」
介護保険制度における要介護認定の仕組み

