編集部まとめ
今回は、認知症の「中核症状」と「周辺症状(BPSD)」、そしてその治療法や対処法について解説しました。ぜひ理解したことを踏まえて、本人の行動を一度見直してみてください。「この症状は周辺症状の○○が関与しているな」と理解しやすいはずです。
頭の理解は気持ちの整理に、そして寛容な心につながります。ぜひ認知症のことを知って、おおらかな気持ちでご対応ください。
「認知症」と関連する病気
「認知症」と関連する病気は5個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器科の病気
高血圧糖尿病その他の病気
うつ病甲状腺機能低下症正常圧水頭症
生活習慣病やうつ病は認知症のリスク因子として知られています。甲状腺疾患や水頭症による認知症症状は、適切なタイミングと治療によって治る可能性があります。歳のせいと決めつけずに、一度専門医療機関で検査を受けることも考慮してください。
「認知症」と関連する症状
「認知症」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
難聴
意欲の低下
物忘れせん妄
睡眠障害
認知症はご本人にとってもご家族にとっても辛い病気ではありますが、早めに気づいて対応することで進行を抑えることができる可能性があります。気になる症状があれば早めに専門医療機関で相談するようにしましょう。
参考文献
認知症疾患診療ガイドライン2017(日本神経学会)
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