突き刺さる言葉と視線…親としての配慮とは
車に戻る際、あまりの申し訳なさに、私は思わず小声で「すみません……」と口にしました。しかし、その母親は私をキッと睨みつけ、再び舌打ち。結局、男の子は「買ってよー!」と激しく泣き叫び、引きずられるようにして帰っていきました。
見ず知らずの人から向けられた攻撃的な言葉や舌打ちには、正直とても驚きました。しかし同時に、「私の言動に配慮が足りなかったかもしれない……」という反省も芽生えました。もしあのママが、日々の育児で心身ともに疲れ切っていたとしたら、他人の何気ない行動がきっかけで始まるわがままは、相当なストレスだっただろうと想像したからです。
今回は息子への正当なご褒美として購入しましたが、公共の場では「自分の子を甘やかす場面が、周囲にどう影響するか」を、より慎重に考えるべきだと痛感した出来事でした。
著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
※AI生成画像を使用しています

