
左から梅宮俊明氏、古小路浩典氏
三菱電機ビルソリューションズは、「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」を、2026年1月16日(金)~18日(日)の期間、渋谷キャストで開催する。展示数は36点で入場料は無料だ。
同絵画展は、両手の自由を失った世界各国の画家(口と足で描く芸術家協会所属)が、口や足で筆を取り丹精込めて描いた作品を展示するもので、三菱電機ビルソリューションズの従業員参加型の社会貢献活動として1992年から継続開催している。
会場では、口と足で描く芸術家協会に所属する画家の梅宮俊明(うめみやとしあき)氏、古小路浩典(こしょうじ ひろのり)氏による実演も予定されている。
延べ298回開催されている絵画展
「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」は、1992年の初回開催時から、社員やその家族等のボランティアで運営を行いながら継続開催しており、これまで延べ298回開催、来場者総数は約830,000人に上る(2025年12月時点)。鑑賞した人に、手で絵筆を持たずに描く画家の存在を伝え、絵画から得られる感動を共有することで、共生社会実現の一助とすることを目的にしている。
出展作品の作者の出身国や絵画の種類などについて

今回の出展作品(予定)の出身国は、スイス、ドイツ、スペイン、イタリア、ギリシャ、スロベニア、アルゼンチン、中国、韓国、日本の10カ国。

絵画の種類は油彩が24点、水彩が6点、アクリルが1点、日本画が2点、水彩・墨彩が1点、ウッドバーニグが1点、水彩ペンが1点。

口で描く画家は28人で作品点数は29点、足で描く画家は5人で7点。

また、男性は日本15人、海外5人で合計20人、女性は日本9人、海外4人で合計13人となっている。

主な展示作品は、梅宮俊明氏の『Victory』(50.5×58)や、

古小路浩典氏の『ウィーンの街並み』(P12)。

絵画展会場内の様子(2024年度開催)
繊細なタッチで描かれた作品を展示する。中には1メートルを超えるサイズの作品もある。

絵画展会場内の様子(2024年度開催)
また、床から絵画中心までの高さを少し低めの1.35mに統一し、車椅子の人や子ども見やすいように工夫している。
